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エアコンの「暖房」を10時間つけっぱなしにすると、電気代はいくらになりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月4日 10時50分

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これからの季節、地域によっては、すでにエアコンの暖房を検討している方もいらっしゃるでしょう。電気代の高騰が続くなか、エアコンを長時間使用した場合の毎月の出費が心配です。   そこで今回は、エアコンの暖房にかかる電気代を計算しました。さらに、エアコンにかかる電気代を節約する方法もご紹介します。毎月の電気代を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。

エアコンの暖房を10時間つけっぱなしにした場合の電気代

エアコンの暖房を、一日10時間使用した場合の電気代を計算してみましょう。エアコン(暖房)の電気代を求めるには、以下の計算式を使用します。
 
1時間当たりの消費電力量(キロワットアワー/時間)×使用時間(時間)×電気代単価(円/キロワットアワー)
 
1時間当たりの消費電力量は製品によって異なります。今回は消費電力が700ワットのエアコンと仮定して計算します。10時間エアコンを使用した場合は、一日に210円、1ヶ月で6300円になります(電気代単価30円/キロワットアワーで計算)。
 
なお、エアコンにかかる電気代は、契約している電気プランや使用環境によっても大きく異なりますので、あくまでも目安として参考にしてください。
 

エアコンの暖房にかかる電気代を抑える方法

エアコンにかかる電気代は、以下のように、使い方を工夫することで安く抑えることが可能です。

●設定温度を20度にする
●風量は自動で設定する
●断熱カーテンを使用する
●サーキュレーターを併用する
●ほかの暖房機器と使い分ける
●エアコンのフィルターをこまめに掃除する
●室外機の周辺に物を置かない

エアコンの設定温度は、高く設定するほど、外気温と室温の差が大きくなり、消費電力量が増えます。暖房使用時に設定温度を21度から20度に変更すると、年間で約1650円の節約につながる(外気温度6度の日に、一日9時間使用した場合)とのデータもあります。
 
ほかにも、外からの冷気を入れない工夫や、フィルターのこまめな掃除、室外機周辺の環境整備なども電気代の節約に効果的です。サーキュレーターで空気を循環させながら使用することで、効率よく部屋が暖まるでしょう。
 
また暖房機器によっても、特性が異なります。一人で過ごす場合は、こたつやヒーターなどの、特定の範囲を暖められる製品がおすすめです。
 

エアコンの使い方を工夫して電気代を賢く節約しよう

エアコンを10時間つけっぱなしにした場合、一日で約210円かかることが分かりました。しかしエアコンは、使う時間が長くなることはもちろん、消費電力量が多くなると、その分の電気代がかかります。
 
設定温度が高すぎたり、外からの冷気が入ってきたりすると、余計にエアコンの消費電力量が増えてしまいます。今回ご紹介した使い方を意識することで、効率よく電気代を節約できるでしょう。
 
暖房機器によって、特性やかかる電気代が異なるため、ライフスタイルや使用状況を考慮して、自分たちに合った製品を選ぶことがポイントです。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 エアコン
東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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