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持たない暮らし ~シェアハウス自分磨きの場所としても

ファイナンシャルフィールド / 2018年9月15日 0時30分

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「モノを所有すること」にこだわらない暮らし方を選ぶ人が増えています。家、車、オフィス、洋服……必要な時だけピンポイントで利用し、料金を払います。とても合理的で身軽なので好評です。   それに伴い提供する側も“貸し出す”だけではない、付加価値のあるサービスを拡充させています。

シェアハウスに別機能

日経MJ(8月10日付)に面白い記事を見つけました。「ちょい借りでプチテラスハウス」~住宅街にある一軒家を、1週間単位で貸出すサービス“weeeks”の話です。
1週間単位といっても、従来のウィークリーマンションとはかなり形態が違います。ルームシェアではありますが、ただ単に一軒家を借りて住むだけではない付加価値があります。
Web上に掲載されている企画から気になるものを選ぶところから始まります。日経MJで紹介されていたスキルアップ目的の「1週間でプログラミングスキルを高めたい」や「English短期集中合宿」の他にも、「夜な夜な映画鑑賞」「古着好きな人募集」。
企画の開始日の3日前までに4人以上(定員は6人)集まったら企画は催行されます。友人と参加もできますので、いきなり1週間の共同生活に不安な人もツアー旅行に行く気分で参加できます。
昼間は学校や会社に通う通常の生活をしながら、アフター5はシェアハウスでいつもと違う生活を楽しむことができるのは、とても面白いと思います。費用は1週間で2~3万円。
スキルを高めたい、趣味の合う仲間を増やしたい等々、応募する人の目的も色々ですが、存分に楽しめばコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。

熱く語る居場所としての不動産活用

先日、「低音フルートを愛でる団」の演奏会に行きました。これは、低音フルートのみで結成された楽団の第1回公演です。日頃目にするフルートと姿の違うC管やF管、コントラバスフルートになると4の字型に曲げられた楽器になり驚かされました。
楽団員の友人は、このレア楽器を操っています。聞いてみると、昨秋「低音フルートのみで演奏したら楽しいかも」と集まったそうです。
この試みは日本初。瞬く間に団員が増え、全国各地から集結するとかなりの人数になり、演奏会を開こうということになったそうです。「物好きが多いってことです」と彼は謙遜していましたが、とても素敵な演奏会でした。
趣味を分かち合える人と集まりたい~この感覚は多くの人が持っています。今後、シニア層を中心に趣味領域のニーズは増えると思います。イメージは夏合宿ですが、weeeksのような気軽な場所が全国に広がり、それが不動産活用のひとつの形態になる日が来るのではないかと期待しています。

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