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正社員だけれど毎月の手取りが18万円…「派遣社員」になった方が収入は上がりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月15日 5時30分

正社員だけれど毎月の手取りが18万円…「派遣社員」になった方が収入は上がりますか?

正社員のほかにも、非正規社員である派遣社員や契約社員など、働き方はさまざまです。 今回は、正社員と非正規社員の特徴や給与の違いを解説します。 雇用形態によって、働き方や平均給与が異なります。働き方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

「正社員」と「非正規社員」の違い

正社員や正職員と呼ばれる雇用形態は、フルタイム勤務で働き、基本的に無期雇用の契約を指します。一般的には、定年まで働くことを前提とした働き方です。
 
対して「非正規社員」は、派遣社員や契約社員、パートタイムなどが含まれており、契約期間が決まっていたり、労働時間を自分で選択できるなどの特徴があります。ひとつの職場や仕事内容、長時間労働などにしばられず、自由な働き方が実現できる可能性もあるでしょう。
 

「正社員」と「非正規社員」の平均賃金

「正社員」と「非正規社員」は、仕事内容や労働時間、また契約内容などに違いがあるため、賃金体系にも違いがあります。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、雇用形態別の平均賃金(月額)が発表されていますのでみていきましょう。
 

●正社員・正職員:32万8000円
●正社員・正職員以外: 22万1300円

※男女計の平均数値

 
正社員・正職員とそれ以外では、平均賃金に約10万6700円の違いがみられます。さらに、正社員の場合、年齢が上がるにつれ平均賃金が高くなり、最高値は39万6200円(55~59歳)です。
対して非正規社員の平均賃金最高値は 25万4300円(60~64歳)であり、ここでも大きな差が生じていることが明らかとなりました。
 
20代のうちは正社員でも平均賃金は22~26万ほどであり、手取りでいうと18~21万円ほどです。
毎月の手取りが18万円で、今の収入に満足できなくても、年々賃金が上がり、長い目でみると収入が高くなる可能性がある点は、正社員ならではといえるでしょう。
 

正社員と派遣社員はどちらがおすすめ?

正社員と派遣社員(非正規社員)は、それぞれ働き方が異なるため、一概にどちらがおすすめとはいい切れません。
自分のライフスタイルや、価値観に合った働き方を選択することが大切です。
それぞれの働き方に向いていそうな方を一部、ご紹介します。
 

【正社員が向いている人】

●収入を安定させたい人
●同じ職場で長期的に働きたい人
●充実した福利厚生や退職金を受けたい人
●キャリアアップを目指したい人
●管理職や役職を目指したい人

 

【派遣社員が向いている人】

●さまざまな業務や仕事を経験したい人
●労働時間や勤務地など希望に合わせて働きたい人
●プライベートを重視している人

 
環境を変えながら働きたい方や、さまざまな仕事を経験したい方など、派遣社員で働きたいという方もいるでしょう。
 
一方、長期的な給与面で見ると、正社員で同じ会社に長く勤めた方ほうが給与は上がりやすい傾向にあるため、安定した収入を得たい方は、正社員に向いているかもしれません。
 

正社員と派遣社員は働き方が異なる|ライフスタイルに合ったほうを選択しよう

正社員と派遣社員では、給与だけでなく働き方が大きく異なります。
経済面だけで見ると、安定した収入が得られ、充実した福利厚生や退職金が期待できるのは正社員でしょう。
一方、自由な働き方やプライベートを重視している方は、派遣社員などを検討してもよいかもしれません。
 
自分のライフスタイルや価値観に合わせて、雇用形態を選択することが大切です。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 1 一般労働者の賃金(6)雇用形態別にみた賃金 第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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