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はじめての投資 金融機関の窓口で相談したい人が知っておきたいNG質問

ファイナンシャルフィールド / 2018年9月19日 10時20分

はじめての投資 金融機関の窓口で相談したい人が知っておきたいNG質問

積み立て投資の少額化や非課税制度などにより、投資がいっそう身近になっています。   口座開設から商品の購入まで、すべての手続きがインターネットでできる金融機関もありますが、初めての投資はやっぱり金融機関の窓口で相談したいと考える人もいるのではないでしょうか。でも、なんでもお任せはお勧めできません。金融機関の窓口でどんな質問をすれば、自分に合った商品を提案してもらえるのか考えてみましょう。  

金融機関でのNG質問

「今売れている商品はどれですか?」

投資は初めてで、何を聞けばいいのかわからないという人がつい言ってしまいがちなのが、この質問です。
確かに、売れている、つまりみんなが買っている商品ならば、いい商品のような気がします。しかし、みんなが買っている商品が自分の投資目的や投資のスタンスに合った商品であるとは限りません。
また、金融機関は時期によって、特定の商品を集中的に販売することがあります。
そのタイミングで「売れている商品」を聞くと、「集中的に販売している商品」を提案されることになります。
売れている商品、集中的に販売している商品が悪いということではなく、「売れている商品」を聞いても「自分に合った商品」を提案してもらえるわけではないということがおわかりいただけると思います。
 

「私に合う商品はどれですか?」

では、自分に合う商品を直接聞いてみるのはどうでしょうか?
金融機関の担当者は、あなたの年齢や家族構成、保有資産、運用予定額、投資目的、これまでの投資経験などの質問を通して、あなたに合いそうな商品を提案するでしょう。でも、最終的にその商品が自分に合っているか、納得できるのかという判断は、自分にしかできません。
この質問をするには、「自分に合う」とはどういうことかを事前にしっかりと考えておく必要があるのです。
 

「自分に合う」を知って窓口へ行こう

「自分に合う」とは、どういうことでしょうか?

損はしたくないけれどお金を増やしたい、知識も時間もないので全部任せたい、コストはかけたくないなど、さまざまな要望があると思います。けれども、すべてを満たす商品というのはなかなかありません。ではどうすればいいかというと、
・コストは少し高めでもいいので、ほったらかしにできる商品がいい
・ほったらかしにはしないので、価格変動がわかりやすく、コストが安い商品がいい
・多少のリスクは覚悟するので、低コストで効率よく運用できる商品がいい
というように、何を重視し、何を妥協できるのかを明確にすることです。
自分が納得できる判断基準が明確になっていれば、いくつか商品を提案された際に、その基準に合わせてリスク・リターンやコスト、投資信託であれば資産分散比率などを比較検討し、自分に合う商品を選択することができます。
投資をするうえで、自分が納得できているかはとても重要なポイントです。金融機関へ行く前には、ぜひ自分が納得できる判断基準を考えてみてください。また、ファイナンシャルフィールドには資産運用に関する記事がたくさんありますので、それらを参考に基本的な知識を身に付けておくことも大切です。
Text:宮野真弓(みやのまゆみ)
FPオフィスみのりあ代表

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