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節約旅行で成田空港からLCCに乗りますが、羽田からANAかJALに乗った方が実は安いですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月27日 8時40分

節約旅行で成田空港からLCCに乗りますが、羽田からANAかJALに乗った方が実は安いですか?

東京から旅行に行く際、成田・羽田のどちらを利用すればお得になるのかと、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。そこで本記事では、節約旅行をする場合に、成田・羽田のどちらを利用すればお得なのかを解説します。

成田空港・羽田空港のチケット料金に差はある?

今回は、成田空港・羽田空港の両方に路線がある、福岡航空行きのチケット料金で比較します。それぞれの金額をまとめた結果は、表1・2の通りです。
 
なお、ともに2024年3月13日搭乗の片道料金(2023年11月17日調査時点)のチケット料金を記載しています。
 
表1 【羽田空港→福岡空港のチケット料金】

JAL ANA スカイマーク スターフライヤー
普通運賃 5万90円 5万180円 3万7680円 4万9180円
前日予約 3万7110円 4万2170円 1万2680円 4万80円
3日前予約 4万1070円 1万80円 3万8980円
7日前予約 3万6880円
21日前予約 3万7110円 3万5180円
28日前予約 1万7530円 3万4690円 3万2880円
45日前予約 2万7980円 2万7880円
55日前予約 2万4680円 2万4680円
75日前予約 1万7530円 1万8380円

※筆者作成
 
表2 【成田空港→福岡空港のチケット料金】

ピーチ・アビエーション ジェットスター・ジャパン
普通運賃 5590円~ 7380円

※筆者作成
 
飛行機のチケット料金は、行き先や予約する日時、混雑状況などで大きく変わるため、表1・2は、あくまでも参考程度にご覧ください。ただし上記の条件で考えるのであれば、節約旅行をするならば、成田空港発のLCCに乗ったほうが安いという結果になりました。
 

チケット料金以外で比較すべきこと

飛行機を選ぶ際には、チケット料金のほかにも、比較検討すべき要素があります。ここからは、成田空港・羽田空港のチケット料金以外の違いについて見ていきましょう。
 

路線数

成田空港と羽田空港では、路線数にも差があります。
 
2023年11月現在の国内路線数は、羽田空港で50路線、成田空港で19路線となっています。そのため、目的地によっては、羽田空港でしか行けない場所もあるでしょう。
 

都心部からのアクセス

成田空港と羽田空港では、都心部からのアクセスが異なります。東京駅から電車で移動した場合の料金と、おおよその移動時間は、表3の通りです。
 
表3

料金 移動時間
羽田空港 670円 約30分
※東京駅―浜松町―羽田空港(JR・モノレール)
成田空港
(第1ターミナル)
1160円 約1時間19分
※東京駅―船橋駅―京成船橋駅―京成佐倉駅―成田空港(第1ターミナル)

※筆者作成
 
東京駅から向かうことを考えた場合は、羽田空港のほうが近くて料金も安いため、利便性が高いといえるでしょう。
 

さまざまな面から比較して自分のプランに合うほうを選びましょう

節約旅行でできるだけ費用を抑えたいのであれば、成田空港からLCCを使用するほうが安く済む可能性が高いようです。
 
しかし、便数や路線数は羽田空港のほうが多いため、利便性で比較すると、羽田空港発のほうが便利な場合もあります。料金はもちろん大事ですが、比較検討する際は複数の面から比較して、自分の旅行プランに合うほうを選ぶとよいでしょう。
 

出典

日本空港ビルデング株式会社・東京国際空港ターミナル株式会社 羽田空港 就航都市一覧
成田国際空港株式会社 成田空港 就航都市一覧
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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