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冬にかかせない「加湿器」!1日中つけっぱなしにした場合、電気代はいくらかかる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年12月4日 10時10分

冬にかかせない「加湿器」!1日中つけっぱなしにした場合、電気代はいくらかかる?

寒い季節の乾燥対策として、加湿器を使用しているご家庭も多いでしょう。長い時間つけっぱなしにしていると、電気代が気になるところです。   そこで今回は、加湿器にかかる電気代を解説します。さらに、加湿器を使用する際の注意点もまとめました。

加湿器には大きく4つの種類がある

加湿器と一言でいっても、加湿のタイプによって以下の4種類に分けられ、それぞれ、特徴や消費電力に違いが見られます。

●超音波式
●スチーム式(加熱式)
●ハイブリッド式(加熱気化式)
●気化式

ほかにも製品によって、加湿能力や給水・お手入れのしやすさなどが異なります。電気代を計算するには、取扱説明書に記載されている消費電力をチェックしてみましょう。
 

種類ごとの消費電力と電気代

実際に4種類の平均的な消費電力と、それぞれにかかる電気代を見てみましょう。今回は、蒸気が出始めてから24時間使用する場合を想定して、電気代を計算しています。
 
表1

超音波式 スチーム式
(加熱式)
ハイブリッド式
(加熱気化式)
気化式
消費電力 20~25ワット 200~300ワット 100~150ワット 5~15ワット
電気代 14.4~18円 144~216円 72~108円 3.6~10.8円

※電気代単価30円/キロワットアワーで計算
※筆者作成
 
表1より、最も消費電力が少ないのは「気化式」であり、反対に、消費電力が最も大きいのは「スチーム式(加熱式)」であることが分かります。24時間使用時の平均消費電力で電気代を計算すると、その差は約140〜205円です。
 
1ヶ月ずっとつけっぱなしにした場合、「気化式」の加湿器にかかる電気代は約108~324円、「スチーム式」の加湿器で約4320~6480円となります。
 
稼働時間が長くなるほど、加湿器の種類によって電気代に差が見られるでしょう。
 

加湿器を使用する際の注意点

空気が乾燥すると、静電気が起こったり、肌や髪のトラブルが起こったりと、さまざまな影響があります。そのため、乾燥しやすい季節には加湿することが推奨されていますが、快適に過ごすには、以下のポイントを意識して使うことが大切です。

●タンクの水は毎日取り換える
●加湿器内を常に清潔に保つ
●加湿しすぎない

加湿器内は常に湿っているため、カビや細菌が発生しやすくなります。そのため、タンクの水は毎日交換して、加湿器内をこまめに掃除しましょう。カビや細菌が発生してしまうと、空気中に汚い水蒸気が拡散されてしまい、アレルギーやぜんそくを引き起こすおそれがあります。
 
また室内を加湿しすぎると、壁や窓、家具などに結露が発生して、カビの原因となります。室温が下がると室内が乾燥しにくくなるため、暖房器具を消している間や就寝中には、加湿器を止めておくとよいでしょう。製品によっては、湿度を自動で調整してくれるものもあります。
 

加湿器は種類によって電気代が大きく異なる

加湿器を24時間つけっぱなしにした場合、かかる電気代は数円から数百円ほどです。費用に差があるのは、加湿方式によって消費電力に幅があるためです。
 
お手持ちの加湿器にかかる電気代が知りたい方は、加湿方式や消費電力を確認してみましょう。
 

出典

東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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