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本格的な受験シーズンへ…事前に確認しておきたい、大学の受験や宿泊にかかる費用と傾向って?

ファイナンシャルフィールド / 2018年9月26日 3時15分

本格的な受験シーズンへ…事前に確認しておきたい、大学の受験や宿泊にかかる費用と傾向って?

夏も終わり、いよいよ本格的な受験シーズンに突入ですね。   進学したい大学や、受験する大学の数も、そろそろ絞っていかなくてはならないころかと思います。お子さんが大学受験を控えている家庭にとっては、できるだけお子さんの希望通りに受験をさせたいでしょうが、受験費用のことも検討しておかなくてはいけません。   そこで今回は、大学受験を受けるのにどのような費用がかかり、またどのくらいかかるものなのかご紹介していきたいと思います。   今年お子さんが受験を控えている方だけでなく、来年や再来年に大学受験を控えているお子さんがいらっしゃる方もぜひ参考にしてください。  

計画的に準備しておきたい受験費用

(1)受験をするための願書の請求費用

受験のためには、願書を取り寄せなくてはいけません。願書の取り寄せや提出の費用は、大学によって有料のところもあれば、無料のところもあります。もし有料の場合、費用としてはだいたい500円〜1000円です。
 

(2)受験料の目安はどのくらい?

肝心の受験料ですが、どのくらいかかるのか見ていきましょう。
 

【センター試験】

センター試験の費用の目安は3教科以上で1万8000円です。
国立大学を受験する場合は必須で、私立大学を受験する場合でも受ける人は多いのではないでしょうか。一般受験に加えて、センター試験の費用もみておきたいところです。
 

【私立大学】

私立大学の受験料の目安は約3万円〜3万5000円です。さらに医学系や歯学系、薬学系になると約4万円〜6万円になります。
一校だけに絞る場合もありますが、ほとんどの受験生は複数校受験すると思います。例えば5校受験すると約15万円〜17.5万円かかることになりますから、本当に受けたい大学をしっかり吟味する必要がありそうです。
 

【国立大学・2次試験】

国立大学の2次試験の費用は一校につき1万7000円です。センター試験と合わせると約3万3000円になります。
 

(3)交通費や宿泊費の費用も忘れずに!

最後に忘れてはいけないのが、交通費や宿泊費です。
受験する大学が自宅近くであれば、電車賃やバス代などの交通費で済みます。ですが、遠い地域の大学を受験する場合は、交通費と宿泊費の費用はばかにならなくなってしまいます。
仮に大阪から東京まで新幹線で行くとなると往復で約3万円かかります。さらに宿泊費が約8000円必要です。もし一泊だけでなく、2、3日滞在しなければいけないとなると、その分追加しなければいけませんし、お子さんに付き添って親も行くとなると、その分の交通費と宿泊費がかかることになります。
余談ではありますが、受験シーズンは受験パックなど安くホテルを借りられますが、人気の大学周辺だったりすると、宿泊予約が殺到しますので、予約が取れない恐れもあります。
ですから、早めの準備が必要です。
河合塾Kei-Net(※)によると、受験のためにホテルを予約した時期は10月以前という回答が78.9%で、ほぼ8割の人が早めに予約していることがわかりますね。
 

まとめ

大学受験には受験以外にも費用がかかることがわかりました。少しずついろいろな費用が積み重なると、けっこうばかにならない費用になります。
受ける学校数が多くなればなるほど当然その分の費用もかかりますし、遠く離れた大学に遠征する場合はその分宿泊費や交通費もかかります。そういった費用も見込んで、計画的に貯蓄しておきたいですね。
(※)2017年度Kei-Net特派員アンケート
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級

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