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物流現場の人手不足で引越しの金額が上がっているという話を耳にする!実際はどうなの?

ファイナンシャルフィールド / 2018年9月27日 9時30分

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多くの企業では、9月で上半期が終わりになります。そのタイミングで部署異動や転勤が決まる方もいらっしゃるようですね。   引越しを検討する人もが増えそうなこの季節ですが、物流現場は人手不足で引越しの金額が上がっているという話を耳にします。   実際はどうなっているのか、さっそく調べてみましょう。  

やはり増えている引越し金額!

株式会社エイチーム引越し侍が、2018年4〜6月の「引越し定点調査」を発表しました。(※)
 

【月別の全国平均引越し金額 トップ3】

・単身
 1位:3月  9万7346円
 2位:4月  7万3195円
 3位:5月  5万3917円
・家族
 1位:3月 18万0578円
 2位:4月 12万8697円
 3位:5月  9万3076円
・オフィス
 1位:3月 17万3484円
 2位:4月 16万7593円
 3位:2月 12万4547円
「単身」「家族」「オフィス」の3つの区分で見てみると、やはりいちばんお金がかかるのが3月の引越しであることがわかります。
年度初めの業務に支障が出ては困るので、オフィスに至っては早々と2月に引越しを済ませるところも多いのでしょうか。単身や家族に比べて依頼が集中=費用が高くなる……という実情が見えてきますね。
ちなみに単身と家族の引越し金額は、3月が昨年比でもっとも増加しており、それぞれ+1万2468円、+2万9757円という結果に。
やはり引越し金額は、全体的にじわじわ上がってきているようです。
 

「単身」で3万円近く引越し金額が増加した県も!

同じく2018年4〜6月における、「単身」の都道府県別平均引越し金額(同一都道府県発着のみ対象)を昨年の同期間と比較すると、金額が上がっているところと下がっているところの差が激しいことがわかります。
 

【引越し金額増加トップ3】

1位:岡山県 +2万8980円
2位:長野県 +2万1170円
3位:熊本県 +2万0826円
 

【引越し金額減少トップ3】

1位:愛知県 −2万2083円
2位:沖縄県 −2万1546円
3位:新潟県 −1万9710円
金額が増加した都道府県と減少した都道府県、いったいどんな差があるのでしょうか。繁忙期における引越し業者の数が少なければ金額が増し、多ければ減るといった理由もあるのかもしれませんね。
また、エリア別の引越し金額を見てみると、「単身」は 6万1552円(昨年+1万0293円)の甲信越・北陸エリアが、「家族」は9万8205円(昨年+6033円)の関東エリアがもっとも高い平均引越し金額となりました。
全体を見ても、「単身」は5エリアで金額の減少が見られるのに対し、「家族」は5エリアで金額が増加する結果に。やはり都道府県やエリア別で、かなりの差が出ているようです。
 

「単身」「家族」で引越し理由に違いも

同じく2018年4〜6月における、「単身」と「家族」の引越し理由トップ3を見てみましょう。
 

【「単身」の引越し理由トップ3】

1位:転勤・転職 38.8%
2位:結婚・同棲 16.9%
3位:より良い条件の物件へ引越し 16.3%
 

【「家族」の引越し理由トップ3】

1位:家を購入 32.2%
2位:転勤・転職 17.8%
3位:より良い条件の物件へ引越し 17.0%
やはり単身者かファミリーかで、1位には大きな違いが表れました。「単身」の一番の理由は仕事であり、「家族」の一番の理由はプライベートという結果です。
この調査で、引越しするタイミングや理由は人それぞれですが、やはり繁忙期といわれる3〜5月の引越し金額は明らかに増加していることがわかりましたね。
今後なにかの理由で引越しする際は、なるべく引越し金額が低い時期を狙うのがよさそうです。
※「引越し定点調査(2018年8月31日発行)」株式会社エイチーム引越し侍調べ
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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