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豊かなライフプランを実現する生活設計と家計管理には重要なことは「支出の把握」

ファイナンシャルフィールド / 2018年10月4日 22時30分

豊かなライフプランを実現する生活設計と家計管理には重要なことは「支出の把握」

人生にはさまざまな出来事があり、そのすべてにお金が関わってきます。出来事をいつ迎えるのか、どのくらいのお金がかかるのかは人それぞれ異なります。   例えば住宅の購入では20代、30代の早い時期に購入する人もいれば、退職金で購入する人もいます。   豊かな人生を送るためには、自分がどのような人生を送りたいのか考え、生活設計と家計管理をきちんと行うことが豊かな人生を送る第一歩となります。

人生の三大費用

教育・住宅・老後は人生の三大費用といわれ、まとまったお金が必要となります。
ライフプランを立ててどのような準備が必要になるか、いつ、いくらのお金がかかるか把握し、お金を適切に貯蓄・運用したり、必要に応じて借入を行うなど計画的に準備することが大切です。
金融庁が発行している「金融ガイド」から年代別に必要となるライフイベントと必要となるお金を見てみます。

結婚や住宅購入などの必要金額は?

20代では就職活動費が主な出費ですが、交通費や宿泊費など意外とかかり、約16万円だといいます。
30代では人生の一大イベント結婚がありますがその費用は約352万円。また、出産費用は約48万円とされています。
40代の住宅購入費用(新築)は建売が約3280万円。マンションは3967万円。
50代になるとこどもの教育費用がかかってきます。小学校~高校が公立、幼稚園・大学(文系)が私立の場合で約994万円です。
60歳で定年退職する場合、5年間は年金収入がないので計画的な家計管理が必要となります。
老後の生活費用は1ヶ月当たり約26万円とされています。さらに介護施設に入居する場合は契約金などまとまったお金が必要で、1ヶ月当たりの介護費用は約15万円です。

家計管理の大切さ

豊かなライフプランを実現するためには、適切な収支管理を習慣化することが大切です。現状の収入か支出をきちんと把握し、計画性のない支出は抑え、収支の改善に努めましょう。
まず、「毎月の収入は?」「毎月の食費はどれくらいかかっているのか?」「光熱費は?」「交際費は?」など、項目ごとに現状を把握することから始め、収支のバランスが取れているかチェックしてみましょう。
収入では会社員の場合は給与から所得税・住民税と、雇用保険、健康保険、厚生年金保険などを差し引いた手取り収入は貯蓄や支出の基準となるので、しっかりと把握しておきましょう。

支出を把握する

支出を把握することは大変重要です。支出を把握していなければ、お金の使い方を適切に見直すことができません。
かつては家計簿をつけたりすることで、支出を把握していましたが、今ではスマホで使える家計簿アプリが登場しており、簡単な操作で支出を的確に管理することができるようになりました。
収支状況を把握したら、お金の使い方を見直してみましょう。自分にとって本当に必要な支出なのか?お酒、タバコ、コーヒーなどの嗜好品や遊興費などの支出を見直すと同時に、通信費や家賃など毎月必要な支出も見直します。
水道代、光熱費、交通費なども自分の現状にあっているものなのか、見直すポイントはたくさんあるでしょう。
出典元:金融庁「基礎から学べる金融ガイド」
https://www.fsa.go.jp/teach/kou3.pdf
Text:丸山隆平(まるやま りゅうへい)
経済産業ジャーナリスト

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