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【日本の給与推移】日本では「20年間」で平均収入がほとんど上昇していない!?その理由と年収を上げる方法とは

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月6日 3時40分

【日本の給与推移】日本では「20年間」で平均収入がほとんど上昇していない!?その理由と年収を上げる方法とは

日本の平均給与はどれくらいなのか、また、これまでにどれくらい平均給与が上がっているのかが、気になる方もいらっしゃるかもしれません。   実際のところ、ここ20年間で、日本の給与はほとんど変わっていないことが分かっています。本記事では、ここ20年間における日本の平均給与の推移や、今後に備えて給与を上げるための方法について解説します。

20年間における日本の平均給与の推移

国税庁の「平成25年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」「令和4年分 民間給与実態調査-調査結果報告-」によれば、20年間における日本の平均給与の推移は、表1の通りです。
 
表1

区分 平均給与
平成15年分 443万9000円
令和4年分 457万6000円

※国税庁「平成25年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
 
20年前の平成15年から令和4年まで、給与はほとんど変わっていません。平均給与が上がらない理由としては、以下の2点が挙げられます。


・この20年間での経済成長率が、諸外国に比べて低いため
・終身雇用制が主で、給与水準を上げなくても労働者が定着する傾向があるため

昨今の物価上昇があるものの、給与は20年間ほとんど変わっていないことにより、今後家計が圧迫されていく可能性が考えられます。そのため、ご自身の生活の維持や貯蓄を殖やすためには、給与を上げるための対策を考えていく必要があるといえるでしょう。
 

給与を上げるためにはどうしたらよい?

給与を上げるための方法として、以下の2点をおすすめします。


1. 昇給のための努力をする
2. より待遇のよい会社へ転職する

1. 昇給のための努力をする

ご自身が今働いている会社での給与を上げたい場合は、まず会社の昇給システムを確認することをおすすめします。昇給システムを確認して、仕事で成果を出すために仕事の方法を考えたり、資格の取得をしたりすることで、給与を上げることができるでしょう。
 
また給与について、会社側と交渉するという方法もあります。この場合は、昇給のための正当な根拠を提示して、会社側と交渉を行うことが必要です。
 

2. より待遇のよい会社へ転職する

現在の会社では給与を上げることが難しいと感じた場合には、より給与の高い会社へ転職するという方法もあります。今まで身につけてきた経験やスキルを生かせる会社を選択したり、企業の成長性や評価制度を考慮したりするとよいでしょう。
 

生活の維持と貯蓄のために、給与を上げる方法を検討しましょう

ここ20年間、日本人の給与はほとんど上がっていないことが分かりました。しかし、給与が上がらない一方で、物価は上昇して、食料品や日用品などの値段は年々上昇傾向にあります。
 
そのため、生活の維持や将来に向けての貯蓄を行うためには、給与を上げる方法を考えておく必要があるでしょう。ご自身の現在の給与と、生活費や今後必要になるお金を見比べて、必要な対策をとることをおすすめします。
 

出典

国税庁 平成25年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- II 1年を通じて勤務した給与所 得者 2 平均給与 (第8表)平均給与(12ページ)
国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- II 1年を通じて勤務した給与所得者 2 平均給与 (第8表)平均給与(15ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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