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スーパーのタイムセールって、「税込み」価格から割引なの? それとも「税抜き」?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月20日 4時30分

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スーパーは、その時間帯限定で安く商品が購入できるタイムセールを行っているところが少なくありません。通常の価格より安く購入できることから、タイミングを合わせてスーパーに出掛けるケースもあるのではないでしょうか。ただ、安く購入できるとはいえ、元々の価格は税込みなのか税抜きなのかで購入時の価格が異なります。そこで、本記事ではタイムセールの割引方法について解説します。

タイムセールの価格は一般的に税抜き価格から値引きされている

スーパーに限らず、タイムセールや値引き価格を表示する際には、一般的に税抜き価格から値引きします。商品の値引きを税抜きにするか、税込みにするかは値引きする金額に差が出るため、重要ポイントです。商品を購入する際にも、価格表示がわかりにくいときは困ってしまいます。そこで、今回は税抜き価格が450円のお弁当を例に挙げ、タイムセールで3割引きの価格、消費税10%で購入できると仮定します。
 
・税抜き価格から値引きする場合の計算
 
450円の3割引きは「450円×0.7=315円」、そこに税金10%分の31円(小数点以下は切り捨て)を加えると、購入価格は346円です。通常、タイムセールで割引されている場合はこういった方法で販売されています。
 
・税込み価格から値引きする場合の計算
 
450円の税込み価格は495円であり、この金額から3割引すると346円で同じになりますが、税抜き価格を計算すると314円(小数点以下は切り捨て)となり、元々の金額自体が1円少なくなってしまいます。すなわち消費税は32円となり、1円高くなってしまうのです。
 

消費税還元セールや二重価格表示にも注意

タイムセールなどで税抜き価格から値引きする理由は、前述したように、税抜き価格か税込み価格かで最終的な消費税額や価格が異なる点が挙げられます。タイムセールで販売した商品数が多いほど利益が減ってしまうため、税抜き価格で割引されています。そのほかの理由として、消費税自体は国に支払わなければならないものという点が挙げられます。つまり、消費税自体を割引すること、消費税を割引すると捉えられる表現はできません。
 
・消費税還元セールとは
 
消費税還元セールといったものも行われていますが、これは消費税自体を割引することではなく、仕入れ控除税額が商品にかかる消費税より多い場合にできることです。例えば、商品の税金が5万円、仕入れ控除額が15万円だったとすると、5万円分がマイナスになってしまいます。このマイナス分を税務署に申請することで還付されることから、お店側も消費税還元セールを開催することが可能です。
 
・二重価格表示は違法の場合もある
 
二重価格表示とは、セールが行われている際に「通常価格3000円が、本日限定で1000円になります」といった価格表示をすることです。こういったセール自体は違法ではありません。ただ、通常価格が真実ではない場合は違法です。その場合はお店が消費者庁、都道府県から措置命令を受けることになります。
 

タイムセールの価格表示はしっかり確認するのが大切

タイムセールは安く商品を購入できるため、積極的に利用したいと考える人は多いのではないでしょうか。ただ、価格表示は注意して見ておきたいものです。一般的に、割引などの表示をする際には税抜き価格から割引し、そこに消費税が加えられています。また、消費税還元や二重価格表示などもあるため、そういったものについても知っておくことが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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