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「置き配」指定の宅配物が盗まれたとき、配送業者は「補償」してくれる?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月27日 6時10分

「置き配」指定の宅配物が盗まれたとき、配送業者は「補償」してくれる?

「置き配に指定していた荷物が配達後に盗まれた場合に、配送業者は補償してくれるの?」   このような疑問や不安をお持ちの方は多いことでしょう。   本記事では、置き配が盗難に遭った際の補償についてご紹介します。置き配サービスを活用される方は、ぜひ参考にしてみてください。

置き配が盗難に遭ったときに配送業者は補償してくれる?

基本的に置き配の盗難は、商品の購入先が対応することになっており、配送業者は補償を行っていません。
 
ただし、十数万円までならば保証金が受け取れるなど、上限付きで補償に応じてくれるケースはあります。
 
商品の購入先や配送業者に問い合わせても、犯人特定が難しいことが多いため、置き配の盗難に備えるならば、保険をかけておくとよいでしょう。保険の活用により、購入代金と同額、または一部の金額を受け取れる場合があります。
 

置き配の盗難にも安心な保険

置き配の盗難に活用できる保険は、表1の通りです。
 
表1

OKIPPA plus
(オキッパプラス)
置き配保険
(日本郵便)
特徴 Yper株式会社が提供するOKIPPAバッグに配達された商品が盗難に遭った際に活用できる補償サービス。
有料サポートと無料サポートの2種類がある
日本郵便と事前に合意した荷送人から送られた荷物が、置き配による盗難に遭った際に、保険金を受け取れるサービス
補償内容 有料サポート/荷物補償上限3万円+付属品の無償交換
無料サポート/荷物補償上限5000円
購入金額が1万円以下の場合/購入金額と同額
購入金額が1万円を超える場合/1万円
補償対象外になるケース ・有料サポートへの登録がない(有料サポートを希望する場合)
・OKIPPAバッグに配達されなかった商品
・EC事業者の盗難補償が受けられる
・盗難が発生してから24時間以内にOKIPPAの運営元へ連絡をしていない
・盗難報告の内容に不備や虚偽がある
・警察に盗難届を提出していない
・利用規約上「適用」が認められていない
・追跡番号や、盗難商品の購入を証明できるものがない
・金・銀・白金そのほかの貴金属〔イリジウム、タングステンそのほかの稀(き)金属も含む〕、金券、生動物、日本郵便と事前に合意した荷送人以外で購入した商品
・ゆうパック以外の発送商品
・非対面での商品配達を購入者が希望・指定した
・置き配の未配達商品が盗難にあった
・置き配による配達完了日から15日以内に保険金の請求がない
・同一の注文者(購入者)の保険適用回数が上限を上回っている
・請求時に不備や虚偽の報告内容があった
・盗難届が提出されていない(請求時には盗難届の受理番号の入力が必要)
・汚損などの盗難以外の損害
・注文者(購入者)の故意または過失がある
保険料 有料サポート/30日あたり100円
無料サポート/無料
日本郵便が負担するため、注文者は無料

※各サイトを基に筆者作成
 

置き配の盗難に備えるなら保険の活用がおすすめ

置き配が盗難に遭っても、一部を除いて、基本的に配送業者は補償に応じてくれません。
 
万一の盗難に備えたい場合は、置き配保険に加入しておくとよいでしょう。オンラインショップで商品を購入して、置き配指定をする機会が多い方は、ぜひ検討してみてください。
 

出典

ヤマト運輸株式会社 ヤマト運輸 よくあるご質問(FAQ) 置き配(EAZYを含む)Q.置き配(EAZYを含む)された荷物の紛失や破損があった場合、どうすればいいですか?補償されますか?
Yper株式会社 OKIPPA OKIPPA+
日本郵便株式会社 郵便局
 置き配保険

 置き配保険の内容
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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