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改札内の「コンビニ」に行きたい! 入場券は買わないとだめですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月28日 9時50分

改札内の「コンビニ」に行きたい! 入場券は買わないとだめですか?

改札内にコンビニがある駅が増えています。電車には乗らなくてもコンビニだけ利用できると便利な場合があります。その際、買い物するだけなので入場券の購入は不要なのではと考える人も多いようです。しかし、鉄道会社の規則としてはどうなのでしょうか。   この記事では、改札内のコンビニに行くときの入場券の必要性と、便利な仕組みについて説明します。

改札内への入場についてのさまざまな対応

鉄道会社によって、改札内への入場に課金するかどうかの対応がわかれます。首都圏であれば、JR東日本、東武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、京浜急行などの駅の改札内に入場する際には、原則的に入場券の購入が必要です。これは、改札内のコンビニエンスストアやトイレなどを利用したい時にも同様です。
 
入場料は地域や駅によって異なり、成人の場合140円から200円程度で設定されています。とはいえ、急な体調不良など特別な事情がある場合や、特定のサービスを使う際には、入場券を買わずに済む場合もあります。
 
緊急のニーズがある場合、一部の駅では、駅員に事情を説明することで、改札内への特別な入場許可が得られることがあるのです。この例外は、突然の健康上の問題や、改札内にある施設を急いで利用する必要がある場合に限られます。つまり、コンビニエンスストアを利用するだけの場合でも、前提として入場券は必要ということになります。
 
また、一部の駅では、改札内の施設利用のために特別な入場証を発行しており、これがあれば、その都度入場料を支払わなくてよいケースもあります。しかし、このような制度は、多くの駅で使えるような一般的なものではありません。
 
他に、入場券が不要な駅も存在します。この種の駅では、改札内へのアクセスが自由であり、訪問者は特別な手続きを経ずにさまざまな施設を利用できます。このケースは特に、観光客やたまにしか駅を利用しない人々にとってメリットが大きいといえるでしょう。
 

JRの駅なら「タッチでエキナカ」サービスが便利

JRの駅を利用する場合には、ICカードを活用した「タッチでエキナカ」サービスを使えば、改札内へのアクセスがより簡単になります。このシステムでは、改札を通過する際に自動的に入場料がICカードから引き落とされるのです。これにより、物理的な入場券を購入する手間が不要になり、利用者はスムーズに改札を通過できます。
 
このサービスの利用料金は、一般的な入場券と同様で、都市部の駅では大人150円、子供は70円が一般的です。利用者が改札内に入り、2時間以内に同じ駅から出場すると、この料金がICカードの残高から自動的に引かれます。
 
「タッチでエキナカ」サービスの利点は、改札内の施設利用だけでなく、駅への送迎や短時間の待ち合わせにも便利なところです。とはいえ、このサービスはSuicaが使用可能エリア内のJR駅に限定されており、一部の駅や新幹線の改札では利用できません。また、サービスを利用できるのは、自動改札機からの出入りのみである点に注意が必要です。
 
このサービスを利用して入場し、もし改札内で2時間を超えて滞在した場合、追加料金が発生します。この追加料金は2時間ごとに計算され、ICカードの残高から自動引き落としされます。さらに、もし列車に乗車して同じ駅に戻ってきた場合は、サービスを利用できず、実際に乗車した区間の運賃が必要になります。
 

入場券は、ひとまず駅係員に確認するのがおすすめ

改札内のコンビニを利用する際、多くの鉄道会社の路線では原則として入場券の購入が必要です。ただし、鉄道会社や特定の駅では入場券が不要の場合もあります。また、ICカードでのJRの利用であれば「タッチでエキナカ」サービスを利用することで、入場券購入の手間は省けます。不明な点は、あらかじめ駅係員に聞いてみたほうがよいでしょう。
 

出典

JR東日本 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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