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道で「タイヤの太い自転車」をたまに見かけます。タイヤが丈夫そうですが、パンクのリスクが少なくコスパが良いのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月29日 5時0分

道で「タイヤの太い自転車」をたまに見かけます。タイヤが丈夫そうですが、パンクのリスクが少なくコスパが良いのでしょうか?

街中でタイヤの太い自転車を見かけて気になったという人もいるのではないでしょうか。太いタイヤを搭載した自転車は「ファットバイク」と呼ばれており、普通のタイヤの自転車と比べて、悪路の走行に適している点がメリットです。   そこで、本記事では、ファットバイクについて解説したうえで、メリット、デメリット、価格相場などを紹介していきます。

「ファットバイク」とは? メリット・デメリット

ファットバイクとは、幅が4インチ(約10cm)以上のタイヤが装着されている自転車のことを指します。アメリカのミネソタ州で誕生したといわれていますが、諸説あるようです。ファットバイクの主なメリットやデメリットは、以下のとおりです。
 

ファットバイクのメリット

ファットバイクのメリットは、悪路での走行に適していることです。極太のタイヤは接地面積が広く、雪や砂地などでも悪路でもタイヤが埋まりにくいため、雪道や砂利道なども無理なく走行できます。
 
太いタイヤのなかにある空気がクッションの役割をするため、衝撃を吸収しやすいメリットがあり、独特な浮遊感を楽しめることでしょう。さらに、ファットバイクは、タイヤの空気圧を変えることによって、スピードや走行場所に合わせた調整も可能です。リム打ちパンクが起こりにくい点もメリットです。
 
人目を引くことができることも、人によってはメリットに感じることでしょう。極太のタイヤが付いたファットバイクは、ユニークな見た目をしています。日本ではまだ珍しい自転車であるため、街中で走行するとよく目立つことでしょう。人があまり乗っていない自転車に乗りたいという人にうってつけの自転車といえます。
 

ファットバイクのデメリット

ファットバイクのデメリットは、重さです。太いタイヤを採用しているため、全体の重量が重くなりがちです。重さはモデルによって異なりますが、15kg前後となっているため、持ち運びには適していません。タイヤの接地面積が広いため、スピードが出にくいこともデメリットです。
 
ファットバイクはタイヤ幅が太いため、駐輪場に入らない可能性があることもデメリットです。駐輪場を利用する場合は、駐輪場所の溝の幅を確認しておいたほうがよいでしょう。
 

ファットバイクの価格相場はいくら?

ファットバイクの相場は、「3~30万円」と幅があります。ただし、安価なモデルのなかには、悪路の走行に向かないファットバイクルック車もあるため、雪道や砂利道での走行を考えている人は注意が必要です。
 
雪道や山道などの走行に特化したスポーツ用ファットバイクは、高性能なだけあって価格相場が高めです。人気ブランドの価格相場は「15万円~」となっており、なかには90万円以上もする高価なモデルもあります。
 
ファットバイクは重量があるのがデメリットですが、電動アシスト付きファットバイクであれば重さを気にせずに走行できます。電動アシスト付きファットバイクの相場は、「9~30万円」となっています。
 
ファットバイク以外の自転車の価格相場は、シティーサイクルが「2~5万円」、電動アシスト自転車が10万円、クロスバイクが「3~10万円」、エントリーモデルのロードバイクが「10~20万円」です。レース用の本格的な自転車は、30万円以上の高価なモデルが多く、なかには100万円以上のモデルもあります。天候のよい日に街乗りだけを楽しみたいのであれば、安価で購入できるシティーサイクルの方がコスパがよいでしょう。
 

極太タイヤのファットバイクは街中で目立つこと間違いなし!

ファットバイクの特徴は、太いタイヤです。4インチの極太タイヤが付いているため、雪道や砂地でも走行可能です。衝撃を吸収しやすい、リム打ちパンクが起こりにくい、走行シーンに合わせてタイヤの空気圧の調整ができるといったメリットもあります。
 
デメリットはスピードが出にくいことや重さです。シティーサイクルと比べると価格も高めとなっています。いろいろなモデルがありますので、自分にあうモデルを選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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