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【クレヨンしんちゃん】係長で年収「600万円」はハイスペック!? 野原ひろしの年収を「令和」と比較

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月2日 10時0分

【クレヨンしんちゃん】係長で年収「600万円」はハイスペック!? 野原ひろしの年収を「令和」と比較

人気アニメ「クレヨンしんちゃん」のメインキャラクターのひとりである野原ひろしは、アニメの公式サイトでも「安月給のサラリーマン」と記載されています。しかし、ひろしは180cmの高身長、35歳で大手商社の本社で営業2課係長を務めるなど、ファンの間では「実は高スペック」といった声も少なくありません。   そこで、本記事では、ひろしの収入を令和の係長の平均収入と比較・解説します。

ひろしの月収は約30万円

2006年11月に放送されたアニメ「クレヨンしんちゃん」の584話「おニューのスーツを買うゾ」によると、ひろしが係長に出世したのは3年前、つまり32歳の頃でした。
 

・係長の平均年齢は45歳

厚生労働省の令和4年「賃金構造基本統計調査」には、係長の平均年齢が45.4歳であることが記載されています。ひろしは平均年齢より10歳以上若い30代前半で、すでに係長になっているため、異例の出世といえるでしょう。また、係長の勤続年数についても平均18~20年前後となっています。クレヨンしんちゃんの原作11巻を参考にすると、ひろしの勤続年数は15年です。この点でも、ひろしは平均より早く出世しているといえます。
 

・ひろしの年収は約600万円

1994年4月に放送されたアニメのクレヨンしんちゃん「ひさんな給料日だゾ」では、ひろしの月収が30万円という発言があります。30万円が手取りだとすれば、額面は約38万円です。単純計算で年収456万円、賞与(夏・冬それぞれ基本給の2ヶ月分支給と設定)を含めると、1994年の年収は約600万円になります。
 

令和の係長の平均月収は約47万円

厚生労働省の令和4年「賃金構造基本統計調査」の係長級(35~39歳)の月収(きまって支給する現金給与額)を確認すると、1000人以上の企業では46万9000円、100~999人の企業では38万6200円でした。
ひろしは、大手企業である双葉商事で働いています。大手企業の定義は決められていませんが、厚生労働省によると、大企業とは従業員数が1000人以上の企業です。双葉商事は本社と支社が存在しており、ひろしは海外赴任も命じられています。このことから大企業である可能性も考えられるでしょう。
 
仮に、双葉商事の従業員数が1000人以上だった場合、2022年のひろしの月収(きまって支給する現金給与額)は46万9000円です。単純計算で731万4600円(うち平均年間賞与168万6600円)になります。マンガやアニメでの年収よりも130万円前後高い収入を得ているため、妻、子ども2人、愛犬との生活にも余裕があるといえるでしょう。
 
アニメでは、ひろしが妻みさえから出世を望まれているシーンも描写されています。35~39歳ですでに課長になっている場合の平均年齢は37.8歳です。アニメを見るかぎりでは、ひろしは多くの部下や上司から信頼されています。もし、ひろしが順調に出世することができれば、数年後には課長に昇進するチャンスもあるでしょう。同年代で課長クラスになっている場合の平均月収は57万7500円となっているため、大幅に収入アップも期待できます。
 

ひろしは同年代より高収入

クレヨンしんちゃんのメインキャラクターのひとりである野原ひろしは、35歳で大手商社の双葉商事で営業2課の係長を3年勤めています。月収は約38万円ですが、令和で例えると、同年代の係長の平均月収約47万円です。係長の平均年齢は40代となっていることを考慮すると、家族からは「安月給」といわれているひろしはかなり順調に出世しているといえるでしょう。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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