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スーパーで買ったみかんが「3日」で腐りました。この場合、返金を要求してもよいですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月5日 0時50分

スーパーで買ったみかんが「3日」で腐りました。この場合、返金を要求してもよいですよね?

スーパーで購入したみかんが3日で腐ってしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。スーパーに返品対応を求められるのか、どのような手順を踏めばよいのかも気になるところです。購入した品物に不備があった場合に顧客側が注意したいことや、返金対応を求める顧客に対してスーパー側はどう考えるのかも合わせて紹介します。

みかんの賞味期限

食品には消費者が食品の内容を正しく理解し、選択したり安全に摂取したりするために必要な情報を表示する制度があります。その中でも、定められた期限を過ぎたら食べないほうがよいものが消費期限で、おいしく食べられる期限を現したものが賞味期限です。
 
消費期限は食肉・惣菜・生菓子類など、急速に劣化する食品につけられているもので、賞味期限はスナック菓子や缶詰など、比較的傷みにくい食品につけられています。消費者庁の基準によれば、みかんなどの農産物には産地の表示は義務付けられているものの、賞味期限や消費期限の表示は義務付けられていません。
 

・みかんの日持ちの目安

スーパーの店頭で販売されているとき、みかんは常温で置かれているのが一般的です。みかんを保存するのに適した温度は5~10度で、風通しがよく、涼しい場所での保管が適しています。みかんを常温保存した場合の賞味期限は約2週間です。
 
そのため、スーパーで購入したみかんが3日もたたずに腐ったとしたら、スーパーが消費期限ぎりぎりのみかんを販売したか、商品の陳列法が適切な環境になかったといえるでしょう。
 

スーパーで購入したみかんが購入後数日で腐った場合の対処法

スーパーで購入したみかんが一般的な消費期限よりもかなり短い期間で腐ってしまった場合、スーパーは不良品を消費者に対して販売したことになります。この場合は、返品あるいは交換対象となるでしょう。腐っていたみかんをスマートフォンなどで証拠として撮影しておきます。レシートがあることを確認し、なるべく早くスーパーに電話連絡をしましょう。
 
電話連絡をすると、スーパーからどうすればよいか指示があるはずです。腐ったみかんは現物を持参するように言われる場合と自宅で廃棄してもよいと言われる場合があります。
 
スーパーにレシートを持参して出向くと、返金または交換してもらえる場合がほとんどです。なお、交換の場合は腐った現物を持参する必要があります。みかんなどのように複数個が一袋に入っている場合は、腐っていたものだけでなく残っているものも含めて持参しましょう。
 

・レシートをなくした場合

レシートがない場合でも、ポイントカードがある場合やキャッシュレス対応をしているスーパーだと、購入履歴から探せる場合があります。レシートがない場合でも、念のために電話で連絡をしてみましょう。
 

返金対応を求める顧客に対するスーパーの考え方

スーパーで購入したみかんが腐っていたとき、店舗側は顧客に対して申し出てほしいと考えている場合が少なくありません。そのような申し出があったとき、快く返金や交換に応じてくれるスーパーが多いようです。
 
販売した商品に不備があった場合、返金や返品対応を快く受けてくれたという口コミが広がれば、スーパーにとってメリットになります。むしろ、古い品物を売っていたという悪い口コミが広がるほうが、スーパーにとってはデメリットです。
 

返金や交換にはレシートがあることが必須条件

みかんの賞味期限は常温保存で2週間ほどなので、購入して3日もたたずに腐った場合は、スーパーが古いものを販売した可能性があります。
 
購入する側もよく見ないで買ってしまったという点はあるかもしれませんが、みかんのように複数個が袋詰めになっている場合は傷んでいることが見抜けない場合があります。返金や交換を求めるにはレシートがあることが必須です。そのため、レシートは購入してから一定期間は捨てないようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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