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安く済む上に準備も楽なので、毎日「マグロのたたき」丼を食べています。外食の同メニューと比べたらかなりコスパはよいですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月6日 10時0分

安く済む上に準備も楽なので、毎日「マグロのたたき」丼を食べています。外食の同メニューと比べたらかなりコスパはよいですよね?

海鮮系メニューが好きで、できることなら毎日刺し身や丼ものを食べたいという方もいるでしょう。しかし、外食の刺し身や海鮮丼は高く、毎日食べるのはあまり現実的ではありません。海鮮系メニューで比較的安価に食べられるのはマグロのたたき丼ですが、自宅で用意すればさらに安く済みます。   そこで今回は、自宅で毎日マグロのたたき丼を食べる場合と、外食の同メニューを食べる場合の費用を比較します。

自宅でマグロのたたき丼を食べる場合の費用

マグロのたたき丼の主な材料は、ご飯とネギトロです。ネギトロとは、マグロのトロもしくは中落ちやすき身をたたいたものを指します。マグロのトロは高価ですし、中落ちやすき身などを用意するのも大変です。自宅で手軽にマグロのたたき丼を味わうなら、スーパーマーケットでネギトロを購入したほうがよいでしょう。
 
複数の大手ネットスーパーで調査したところ、1パック(100g前後)のネギトロの平均価格は約459円でした。1パックで2人分のマグロのたたき丼を作るとすると、1人前の費用は約230円となります。
 
茶わん1杯(150g)に必要な精米は約65gといわれていますが、今回は丼ものということもあり、1食で80gの精米を使うこととします。総務省が公表する「小売物価統計調査(動向編)2024年1月」によると、うるち米(コシヒカリ以外)の東京都区部小売価格は5キロあたり2283円です。1キロあたりの価格は約457円、10gあたりの価格は約4.6円となります。
 
つまり、マグロのたたき丼のご飯にかかる費用は約4.6円×8=約36.8円です。ネギトロの価格とプラスすると、約230円+約36.8円=約266.8円となります。しょうゆやわさび、刻みのりなどをプラスしても300円前後で済むでしょう。自宅で1日1食マグロのたたき丼を食べる場合の月額費用は、300円×30日=約9000円です。
 

外食でマグロのたたき丼を食べる場合の費用

マグロのたたき丼は、牛丼チェーン店やファミリーレストランなどでも気軽に味わえます。牛丼チェーン店やファミリーレストランなどを調査したところ、マグロのたたき丼の平均価格は約860円でした。毎日外食でマグロのたたき丼を食べる場合の月額費用は、約860円×30日=約2万5800円です。
 
自宅で毎日マグロのたたき丼を食べると、外食と比較して約1万6800円の節約になります。
 

マグロのたたき丼を手軽に作る方法

時間に余裕がある方は、市販のネギトロを使用せずに自分で作ってもよいでしょう。中落ちやすき身などの部位が手に入りにくい場合は、赤身にマヨネーズを加えるとネギトロに近い味わいになります。
 
総務省が公表する「小売物価統計調査(動向編)2024年1月」によると、まぐろの東京都区部小売価格は100gあたり525円です。市販のネギトロを購入したほうが安く済む可能性が高いものの、鮮度がよく自分好みの食感や味に仕上げやすいでしょう。
 

食生活は栄養バランスが重要

自宅で毎日マグロのたたき丼を食べると、外食の同メニューと比較して約1万6800円の節約になります。準備や後片付けなどの手間を考慮しても、自宅で作ったほうがお得だと考える方もいるでしょう。ただし、毎日同じものばかりを食べていると栄養が偏る可能性があります。1つのメニューに固執せず、さまざまなメニューをバランスよく食べることをおすすめします。
 

出典

政府統計の総合窓口 e-Stat 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編) 月次 2024年1月
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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