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「500円玉貯金」がついに「100万円」貯まりました! このまま銀行に預けると「手数料」はかかりますか? 銀行窓口より「ATM」のほうがよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月9日 2時20分

「500円玉貯金」がついに「100万円」貯まりました! このまま銀行に預けると「手数料」はかかりますか? 銀行窓口より「ATM」のほうがよいでしょうか?

気軽に続けられる貯金方法として500円玉を貯金箱に入れて貯金する「500円玉貯金」が挙げられます。500円玉貯金箱で目標にする金額は1万円、10万円、30万円などさまざまです。根気が必要な分、目標金額に達したときには達成感を得られます。ただ、銀行に500円玉で貯めた金額分をまとめて貯金した場合、手数料は必要なのでしょうか。   本記事では、500円玉で100万円分をまとめて銀行に預けた際の手数料について解説します。

500円玉を100万円分銀行に預ける際にかかる手数料とは

500円玉で100万円分用意した場合、2000枚という大量の枚数になってしまいます。これだけの枚数を銀行に預ける場合、手数料が気になるのではないでしょうか。
 

・窓口で預ける場合は手数料が2000~3000円前後かかる

銀行によりますが、窓口で硬貨をまとめて預けても無料になるのは100枚以下、300枚以下といったケースが多いです。例えば、みずほ銀行では1001枚~は「1980円+500枚ごとに660円加算」となっており、2000枚預ける場合は手数料で3300円かかります。三井住友銀行では、1001枚~は「1100円+500枚ごとに550円加算」になるため、手数料で2200円が必要です。
 

・ATMで預ければ手数料がかからないケースが多い

銀行の窓口で預ける場合は手数料がかかりますが、ATMで預ける場合は手数料がかかりません。そのため、人が少ない時間帯にATMで預けるのもひとつの方法です。ただ、ATMでは1回当たりに入金できる硬貨の枚数が決まっているため、何度も入金する必要があります。
 
例えば、前述したみずほ銀行の場合はATMで1回当たりに入金できる硬貨の枚数は100枚まで、三井住友銀行の場合は75枚まで(500円玉の場合)可能です。
 

銀行の窓口やATMでの入金をする際に注意が必要な点

銀行に500円玉で100万円分預ける場合に注意しなければならないことがあります。
 

・銀行の窓口での注意点

前記のように、銀行の窓口で硬貨をまとめて預ける場合、手数料が無料になるのは決められた枚数までです。例えば、手数料が無料になるのは1日100枚までだとします。
 
手数料がかからないように500円玉2000枚を99枚ずつ数回に分けて預けたり、午前と午後など時間を空けて預けたりしたとしても、結果的に手数料は必要です。銀行の窓口で預ける場合、どのような方法だったとしても1日で預ける合計枚数が一定数を超えた時点で手数料が有料になってしまいます。
 

・ATMで入金する場合の注意点

ATMで入金する場合、1日当たりに預けられる硬貨の枚数の上限は決まっていません。ただ、1回で預けられる硬貨の枚数が決められているため、すべての500円玉を預けるにはかなりの時間がかかります。
 
そのため、人がほとんど利用していない時間帯にATMまで足を運ぶなど、ほかの利用者に迷惑がかからないように気を配らなければなりません。また、銀行内にある窓口以外では硬貨を入金できない可能性もあります。銀行内にあるATMでも、硬貨にキズや汚れが付着している場合は入金できないことがあるので注意しましょう。
 

手数料をかけたくない場合はATMを利用するのがおすすめ

500円玉で100万円分を銀行の窓口で預ける場合は手数料が数千円かかります。1日に預ける合計枚数で手数料が無料になるか有料になるかを決められているため、数回に分けたり、時間を空けたりしても変わりません。
 
ただ、ATMで預ければ手数料はかからないので、ほかの利用者が少ない時間帯を目指して足を運ぶのもひとつの方法です。銀行の窓口、ATMいずれの方法でも注意点があるので確認しておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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