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「レシピから考える」は自炊でも節約にならない? 自炊の間違った節約方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月10日 2時20分

「レシピから考える」は自炊でも節約にならない? 自炊の間違った節約方法とは?

一人暮らしをするには、家賃をはじめ何かと生活費がかかるものです。少しでも出費を減らすために、「自炊して食費を抑えよう」と考える人も多いのではないでしょうか。   しかし、実際に自炊をしてみたものの、「節約にならない」「かえって食費が高くなった」と悩むケースもあるようです。なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか。   そこで本記事では、一人暮らしでよくある間違った自炊の節約方法や、食費を抑えるポイントを紹介します。

一人暮らしの自炊は節約にならない? 間違った節約方法とは

食費を抑えるために自炊しても、なかなか節約につながらないこともあります。そこで本項では、よくある2つの原因について紹介します。
 

レシピ通りの食材をその都度買っている

代表的な原因の一つが、レシピ通りの食材を購入していることです。特に、一人暮らしをきっかけに自炊を始めるなど、料理初心者の人に多いケースといえます。料理初心者は、レシピアプリからプロの料理人・料理研究家などのレシピを参考に、作る料理を決める人も多いでしょう。
 
しかし、それらのレシピで紹介される材料には、高級なものや普段使わない調味料などが含まれていることがあります。これらをその都度購入していると新しい食材がどんどん増えていき、そのぶん出費もかさみます。その結果、節約どころかかえって食費が高くなる原因になるのです。
 

食材を余らせて無駄にしてしまう

食材を買いすぎてしまい、使い切れず無駄にすることもよくある原因の一つです。スーパーに行くと「安いから」という理由で、つい必要以上に食材を買い込んでしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、食材はいつまでも使えるわけではありません。
 
特に、生鮮食品は傷みやすく、あまり長持ちしません。一人暮らしは食べられる量も限られているため、購入した食材を使い切れず結果的に無駄な出費となることがあります
 

一人暮らしの自炊で上手に節約するためのポイント3つ

一人暮らしの自炊でも、いくつかの点を意識することで上手に節約できるようになります。本項では、主なポイントを3つ紹介します。
 

1. 安い食材からメニューを決める

節約したいならレシピからメニューを考えるのではなく、逆の発想が必要です。つまり、安い食材を購入し、それをもとに献立を決めることがおすすめです。旬の食材や特売品を中心に食材を選び、作る料理を考えましょう。
 

2. 使い回しのきく食材を買う

使い回ししやすい食材を選ぶことは、節約の基本です。食品を使い切りやすくなり、無駄がなくなります。例えば、豚バラ肉は価格も比較的安く、幅広い野菜の種類と相性がよいためおすすめです。野菜であれば、じゃがいもやにんじんなどはメイン料理から副菜まで幅広く使えるでしょう。
 

3. 価格が安い食材を選ぶ

食材を安く購入できれば、そのぶん節約につながります。スーパーの特売日を狙うことはもちろん、価格帯が安定している節約食材を取り入れることも有効です。例えば、もやしは食費を抑えやすい、節約食材の代名詞です。炒めものやスープなどのかさ増しにも使えます。
 
また、きのこは季節に関わらず価格が安定している食材です。しいたけ・まいたけ・えのきなど種類も豊富であり、幅広い料理に活用できるため飽きにくいでしょう。
 

節約は食材を無駄にしないことが基本! 安い食材を上手に活用しよう

自炊する際、ついレシピ通りに食材をそろえたり、こだわったりしたくなるものです。しかし、節約を重視するのであれば、安い食材を購入し、それをもとに献立を考えることがおすすめです。また、食材を無駄にしないよう、使い切れる量だけ購入することもポイントとなります。節約食材を上手に取り入れ、楽しみながら食費を減らす工夫をしてみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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