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既婚の友人のほとんどが「彼氏の年収は知らなかった」といいます。結婚するなら知っておくべきではないでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月13日 2時20分

既婚の友人のほとんどが「彼氏の年収は知らなかった」といいます。結婚するなら知っておくべきではないでしょうか?

結婚するときに気になるのが、相手の年収です。収入次第でどの程度の生活水準を維持できるか決まるため、結婚にあたって重要なポイントといえるでしょう。   本記事では、アンケート調査から分かる「彼氏の年収を知っている彼女の割合」や、結婚するにあたって年収を把握すべき理由などを解説します。

彼氏の年収を知っている彼女は過半数!

「マッチングアプリ大学」を運営する株式会社ネクストレベル(神奈川県横浜市)は、2023年10月24日~11月5日に未婚女性113人を対象とした「彼氏の年収について」 アンケートを行いました。彼氏の年収について「知っている」「なんとなく知っている」と回答した人の割合は65.4%で、多くの女性は彼氏の年収を把握していることが分かります。
 
なお、彼氏の年収を知ったきっかけの1位は「彼氏が教えてくれた」で、「彼氏に直接聞いた」という回答が続いています。
 
彼氏の年収を知ったタイミングとして最も多かった回答は、交際してから「1ヶ月~半年」でした。次に「半年~1年」「交際前」と続いており、彼氏の年収を把握するタイミングはまちまちといえるでしょう。
 

結婚を意識するなら「世帯年収」を予想するのは大事

真剣に結婚を考えているカップルであれば、相手の年収を把握することは大切です。世帯年収次第で、将来の生活設計や子どもを育てられる余裕があるかどうかをイメージできるためです。
 
収入とあわせて、貯蓄状況も確認するとよいでしょう。収入が低くても、堅実な生活を送っている人であれば十分に貯蓄できている可能性があります。
 
結婚したら、住宅の購入や子どもの教育費用など、何かとお金を気にするライフイベントが起こり得ます。理想としている生活を送れるかどうかをイメージするためにも、年収と貯蓄状況の確認は欠かせません。
 
経済的な不安や価値観の相違に起因したストレスを払拭(ふっしょく)して生活できれば、精神的な安心感にもつながります。また、お互いの金銭感覚や価値観を共有して「この人の価値観なら合わせられるか」を確認するとよいでしょう。
 
金銭感覚や価値観の違いは、仲たがいやトラブルの原因となり得ます。収入や貯蓄などのお金に関する情報を共有し、早い段階で相互理解を深めておけば、未然にトラブルを防げるでしょう。
 

年収の聞き出し方

彼氏の年収を聞き出す際には、自分の年収を先に伝えるなど、対等な立場で情報を共有することが大切です。結婚を見据えたうえで、真剣に将来の計画を考えていることを伝えれば、彼氏側もオープンに情報を提供してくれるでしょう。もし相手が頑固に年収を伝えることを渋る場合、将来について真剣に考えていない可能性があります。
 
とはいえ、「自分の年収が低いから伝えたくない」というプライド面から、年収を伝えることを渋っているケースも考えられます。このような場合でも、信頼関係を築くことを優先に考えて、「年収の多寡ではなく、将来設計を考えることが大切である」ことを伝えましょう。
 
なお、前術の「彼氏の年収について」のアンケートには、独身男性が「彼女から年収を聞かれたらどう感じるか」の調査結果もあります。「聞かれれば言う」「聞かれなくても言う」という回答した人は91.1%に及びます。多くの男性は、彼女に年収を伝えることに対して肯定的です。
 
将来について真剣に考えている場合は、早い段階でお金について話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか。
 

まとめ

結婚した後にお金を巡ってトラブルを起こさないためにも、年収について確認することは欠かせません。また、年収という「稼ぐ面」だけでなく、貯蓄や資産状況を通じて「貯める面」も確認するとよいでしょう。
 
結婚後、人によっては結婚式や住宅購入、子どもの教育資金を用意する必要があります。基本的な生活水準をイメージするためにも、早い段階で年収をはじめとしてお金事情について話しておきましょう。
 

出典

株式会社ネクストレベル マッチングアプリ大学 「彼氏の年収について」のアンケート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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