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娘が4月から大学で「一人暮らし」をします。学生でもテレビがあったら「NHKの契約」は必要なのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月18日 2時10分

娘が4月から大学で「一人暮らし」をします。学生でもテレビがあったら「NHKの契約」は必要なのでしょうか?

テレビを設置すると、NHKとの受信契約が必要になりますが、受信料は12ヶ月払いをすると、地上契約で1万2276円、衛星契約で2万1765円です。   一人暮らしの大学生にとって、受信料の支払いが負担になることも考えられます。「そもそも学生にNHKとの契約は必要なの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。   そこで今回は、一人暮らしをする学生のNHK受信契約について調べてみました。学生の場合は、条件を満たすことで免除・割引制度が活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

通常は学生一人暮らしでも基本的にNHKとの受信契約が必要

大学入学を機に「4月から一人暮らしを始める」といった学生もいらっしゃるでしょう。
 
親元を離れて新生活を始める際には、さまざまな準備がありますが、その中にはNHKとの受信契約も含まれます。そもそも未成年の学生に受信契約は必要なのかと、疑問に思う親御さんもいらっしゃるでしょう。
 
NHKでは、受信契約に関して、次のように説明しています。
 

●放送法第64条第1項により、NHKの放送を受信できる受信設備を設置した方は、受信契約の義務がある
 
●一人暮らしをしている未成年の学生も、NHKの放送を受信できる受信設備を設置している場合は、放送法に基づいて受信契約が必要になる

 
親元を離れて一人暮らしをする学生は、年齢にかかわりなく、住居にテレビなどのNHK放送を受信できる機器を設置する場合は、新たにNHKとの受信契約が必要であることが分かります。
 

一人暮らしの学生が活用できる免除・割引制度

12ヶ月前払いの場合、受信料は地上契約で1万2276円、衛星契約で2万1765円です。学業に忙しく携わる学生にとって、家賃や生活費にNHKの受信料が加わると、費用負担が大きいと感じられる場合もあるでしょう。そこで活用できるものが、学生を対象とした免除・割引制度です。
 
以下のいずれかの条件を満たすことで、学生はNHKの受信料が全額免除になります。
 

・保険証に「家族(被扶養者)」の記載がある
・前年の年間収入が130万円以下である
・奨学金を受給している
・20歳以上で国民年金保険料の学生納付特例対象である
・国民健康保険の修学特例対象である
・授業料を免除されている
・親元などが市町村民税非課税または公的扶助受給世帯である

 
いずれかに該当する場合は、必要書類をそろえて免除制度の申請を行うことで、NHKの受信料が全額免除されます。
 
免除制度に該当しない一人暮らしの学生は、同一生計で離れて暮らす家族を対象にした「家族割引」を活用できます。これは、親元の受信契約者が「割引元」として通常料金を支払い、同一生計で暮らす学生が「割引先」となって、受信料額が半額に割り引かれる制度です。
 
家族割引を適用した後のNHK受信料は、12ヶ月払いで地上契約が6138円、衛星契約が1万882円になります。
 

一人暮らしの学生でもNHK受信契約の手続きを忘れずに! 免除・割引制度を活用しよう

一人暮らしの学生でも、部屋にテレビなどのNHK放送を受信できる機器を設置する場合は、新たに受信契約が必要です。
 
学生を対象にした免除・割引制度がありますから、適用条件を確認したうえで、申請するといいでしょう。引っ越しや新生活で何かと忙しくなりますが、NHK受信契約の手続きも忘れずに行いましょう。
 

出典

日本放送協会(NHK)
 よくある質問集 ひとり暮らしの学生でも、受信契約は必要か
 受信料の窓口
  受信料のご案内・受信料のお手続き
  学生のみなさまへ 受信料の免除のご案内です
  放送受信料 家族割引のお手続き
デジタル庁e-Gov法令検索 放送法 第三章 日本放送協会 第六節 受信料等 (受信契約及び受信料)第六十四条
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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