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中古自動車の相場はいくら? 大半の人が「100万円」以下で購入しているって本当?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月20日 8時10分

中古自動車の相場はいくら? 大半の人が「100万円」以下で購入しているって本当?

「最近、車が高くなった」と感じる方は少なくないでしょう。経済産業省の調べによると、原材料価格および原油価格の高騰、円安の加速などが要因の1つとなって、近年車の価格が上がっています。   そんな中「新車ではなく価格が安い中古車が欲しい」と考える車ユーザーの方は相当数いらっしゃるはずです。   そこで今回は、世間一般では中古車をどれくらいの価格で購入しているのかリサーチしました。また中古車をどこで買うとお得なのか、あわせて比較しています。中古車購入を検討している方はご一読ください。

周りの人たちの中古車購入予算とは?

車ユーザーはどれほどの予算で中古車を購入しているでしょうか。株式会社シナプルリンクが行った「中古車の購入動向に関するアンケート調査」によると(中古車購入経験のある199名が対象)、表1の結果となりました。
 
表1

購入金額 全体に対する割合
50万円未満 15.1%
50~100万円未満 34.2%
100~150万円未満 23.1%
150~200万円未満 15.6%
200~250万円未満 5.0%
250万円以上 7.0%

※株式会社シナプルリンク「中古車の購入動向に関するアンケート調査」を基に筆者作成
 
100万円未満で購入したユーザーは、全体の約49.3%にも上りました。また全体の約3人に1人が、50~100万円未満の価格帯で車を入手していることも分かりました。
 

どこで中古車を買っているユーザーが多い?

同調査によると、中古車を購入した場所は表2の通りです。
 
表2


※株式会社シナプルリンク「中古車の購入動向に関するアンケート調査」を基に筆者作成
 
圧倒的に「ガリバー」や「ネクステージ」などの中古車販売店での購入が目立ちました。中古車販売店全体の割合は58.2%にものぼります。
 
次点は「ディーラー」で、両者をあわせると実に86.3%にもなり、ほとんどの方がこれらの自動車販売業を利用していることが分かります。
 

中古車はどこで買うべき?

中古車購入先として選ばれることが多い、中古車販売店とディーラー。
 
それぞれの購入先について、利用するメリット・デメリットをまとめました。どちらにもおすすめできるポイントがあり、どちらがよいかは状況により異なります。それぞれのメリット・デメリットは表3の通りです。
 
表3

メリット デメリット
ディーラーでの購入 ・メーカーから車を仕入れており
車の品質が担保されている

・保証内容に安心感がある

・特定メーカーの車に
ラインアップが限られやすい

・中古車販売店よりも
価格が高い傾向にある

中古車販売店での購入 ・一般的にディーラーよりも
価格が安く設定されている

・購入できる車のバリエーションが多い

・店舗ごとにメンテナンスやサービスの
品質が異なる可能性がある

・相場よりも高い値段で買わされる
可能性がゼロではない

※筆者作成
 

年収300万円以下でもマイカーの購入は可能!

年収がそれほど高くないと、マイカーが高嶺の花に思えるかもしれません。
 
しかし中古車であれば、新車と比べて購入ハードルは下がります。多くの車ユーザーが100万円未満の中古車を購入している点を踏まえると、年収がそれほど高くなくてもマイカーを手に入れられる可能性はあるといえるでしょう。
 
おもな購入先としては中古車販売店とディーラーがあり、それぞれに利用するメリット・デメリットがあります。よく検討したうえで、自分にあった購入先を見つけましょう。
 

出典

経済産業省 乗用車の価格上昇の要因を探る
株式会社シナプルリンク 中古車の購入動向に関するアンケート調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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