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風呂場が寒すぎて毎日「浴室暖房」をつけてしまいます。寒さを我慢すればどのくらい電気代が浮きますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月28日 2時20分

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浴室暖房を使うと浴室が暖まり、お風呂のお湯との温度差を少なくしてくれます。温度差を少なくすることは、急激な温度差によって血圧が変動し、心筋梗塞などの原因にもなる「ヒートショック」の予防にも役立ちます。しかし、浴室暖房の電気代が気になるという方もいるでしょう。   そこで今回は浴室暖房の電気代は高いのか、電気代を節約する方法について調べてみました。

浴室暖房の電気代は高い?

浴室暖房機には通常、浴室暖房以外にも衣類乾燥や送風などさまざまな機能があります。表1は、浴室暖房機の機能別の電気代目安です。
 
表1

機能 消費電力 1時間当たりの電気代 1ヶ月当たりの電気代
暖房 強1250ワット
弱1100ワット
強38.8円
弱34.1円
強2328円
弱2046円
乾燥 強1200ワット
弱700ワット
強37.2円
弱21.7円
強2232円
弱1302円
涼風 48ワット 1.5円 90円
換気 強31ワット
弱22ワット
強1.0円
弱0.7円
強60円
弱42円
24時間換気 22ワット 0.7円 42円

※筆者作成(1ヶ月当たりの電気代は1日2時間、30日使用すると仮定して算出)
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会を基に目安単価を31円/キロワットアワーとして算出
 
暖房をつける時間を1日当たり1時間にすると、1ヶ月当たりの電気代は強で1164円、弱で1023円にできます。家族が何人かいる場合は、できる限り入浴する間隔を空けないようにするなど、浴室の温度を下げないような工夫が必要でしょう。
 

浴室暖房の電気代を節約するには?

浴室暖房機は便利ではありますが、暖房だけではなく洗濯物の乾燥にも使用すれば、さらに電気代がかさみます。そこで、浴室暖房機の電気代を節約するために知っておきたいポイントをご紹介します。
 

脱衣所や浴室を暖かくする

電気代を下げるには、使用時間を短くしなければなりません。使用時間を短くするには、浴室や脱衣所を寒くないようにする必要があります。
 
浴室や脱衣所のリフォームを行うと効果的ですが、簡単にはできないでしょう。手軽にできて効果的なのは、以下のような方法です。

●窓がある場合は断熱シートを貼る
●床にマットを敷く
●換気は最低限にする
●入浴前に、浴槽のふたを外して浴室を暖める
●入る直前に熱めのシャワーを床や壁にかける

窓から暖気が逃げていくのを防ぐために、換気は必要なときだけにしましょう。また冷気が入らないよう断熱シートを貼る、床にマットを敷くといった工夫も効果的です。マットは敷いたままにしておくとカビが生える原因となるため、風呂上がりには立てかけておくことをおすすめします。
 

浴室暖房を効率的に稼働できるよう工夫する

浴室暖房機のフィルターがほこりで汚れたまま使用すると、余分な電力を消費し効率が悪くなるため、まめな清掃を心がけましょう。乾燥機能も利用する場合は、洗濯物の間隔を空けたり、アーチ型になるようにしたりなど、洗濯物の干し方を工夫すると運転時間の短縮につながります。
 
電気料金プランや電力会社を見直し、自分に合うものへ契約を変更するのもおすすめです。
 

浴室暖房の電気代は安くはない! 工夫して使用を

浴室暖房は、浴室や脱衣所の寒さを軽減し、ヒートショックの予防に役立つなどメリットが大きいといえます。電気代が気になる場合は、使用時間を短くする工夫をしましょう。
 
窓や壁からの熱の出入りを防ぐために、換気を最小限にする、断熱シートやマットを利用する、シャワーを利用して入浴前に浴室の温度を上げておくなど、浴室の寒さを軽減する工夫が必要です。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A Qカタログなどに載っている電気代はどのようにして算出するのですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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