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リモコンの反応が悪く、押し間違いで何度もエアコンを付け消ししています。悪影響が出るでしょうか? 対処法はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月6日 2時0分

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リモコンの反応が悪くなると、押し間違いが起こりがちになります。それが電源であった場合には、エアコンを頻繁に付け消しすることになっても不思議ではありません。   では、エアコンを頻繁にオン・オフしていると、どのような悪影響が出るのでしょうか。反応の悪さがリモコンの不具合によるものかどうかの確認方法とともに解説します。

電源を頻繁にオン・オフした場合の悪影響とは

エアコンの電源を頻繁にオン・オフしている場合に考えられる悪影響は、電力の余分な消費です。その要因には、エアコンの「設定温度」という機能が関係しています。エアコンは、室内機と室外機が2本のパイプでつながっています。このパイプで液体ガス(冷媒)を循環させて、冷たい空気や暖かい空気を室内に送っているのです。
 
ところで、エアコンを作動させる前には、リモコンで温度を設定する人が少なくないでしょう。この場合の温度は、吹き出してくる風の温度ではありません。
 
一般に設定温度と呼ばれるのは風の温度ではなく、室温が設定温度に達すると同時にエアコンの「室外機を停止」させる目安のことです。エアコンは、室内機と室外機をパイプでつなげることで、室内に冷風や温風を送っています。そのため、室外機が停止すれば室温は上がりません。
 
これは「サーモオフ」と呼ばれる機能で、室外機を一時的に停止させることで、室内の温度が設定温度を超えないように調整しているのです。では、なぜ設定温度の機能が電力の余分な消費につながるのでしょうか。
 
設定温度に達するまでは、エアコンはフルパワーを発揮するため多くの電力が必要です。一方、設定温度に達してしまえば室外機が一時的に停止するため、消費電力は抑制されます。このようなことから、エアコンを頻繁にオン・オフしていると、そうでない場合と比べて、より多くの電力を消費する可能性が高くなります。
 
電力消費量が多くなれば、その分だけ電気代がかさむことになるため注意が必要です。ところで、反応が悪いのは、リモコンの不具合が原因なのでしょうか。それ以外の原因も考えられるため、以下で紹介する点を確認してみるとよいでしょう。
 

リモコンの反応が悪いときの対処法

エアコンのリモコンの反応が悪い場合には、電池、赤外線の受光部、応急運転ボタンの3点を確認しましょう。
 
・電池を確認する
電池が消耗していると、リモコンの反応が悪くなります。リモコンのパネルの文字が薄くなっていたり、1年以上同じ電池を使っていたりする場合は、電池を新品と交換しましょう。
 
・赤外線の受光部を確認する
電池に問題がないのに反応が悪い場合は、赤外線の受光部の不具合が疑われます。リモコンでエアコンが操作できるのは、赤外線という光のおかげです。リモコンが発した赤外線をエアコンが受光することで、離れた位置からの操作が可能になります。
 
ただし、エアコンの受光部に直射日光のような強い光が当たっていると、室内機が正常に作動しない可能性があります。そのため、エアコンの受光部に強い光が当たっていないか確認してみましょう。
 
・応急運転ボタンを押してみる
電池にも受光部にも問題がないのにリモコンの反応が悪い場合は、エアコン本体の応急運転ボタンを押してみましょう。ボタンを押して作動すれば、リモコンか受光部の不具合が疑われます。一方、ボタンを押しても作動しない場合は、エアコン本体に問題がある可能性が高いと考えられます。
 

リモコンが故障している場合は速やかに交換しよう

リモコンの反応の悪さが原因でエアコンの電源を頻繁にオン・オフしていると、電気代がかさむ可能性があります。そのため、もし本当にリモコンが故障しているのであれば、交換が必要です。
 
なお、リモコンはエアコンを購入した販売店や、エアコンメーカーの通販サイトなどで注文できます。電気代を抑制するためにも、リモコンが故障している場合は速やかに交換しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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