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節約家の私に部下ができました。ランチに誘われたのですが、おごってあげるべきでしょうか…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月8日 9時20分

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相次ぐ物価の値上がりのため、お金のやりくりで苦労している人も多いでしょう。普段から節約を意識している人なら、さらに節約に磨きをかけるかもしれません。職場での昼食代もその一つです。   お弁当を持参すれば、お金の節約にもなるからです。今回は「節約の鬼」と呼ばれる人が部下からランチに誘われた事例を取り上げ、上司がおごるべきかについて検証します。

質問者の立ち位置を整理してみよう

節約自体は悪くありませんが、あまり固執すると自分のイメージダウンにもつながります。
 
質問者をランチに誘った部下は、他部署や他支店などから移動してきた人、あるいは新卒の可能性もあります。そして、上司が節約に徹していることを知らないから、純粋にランチに誘ったことも考えられます。
 
もし、上司が「節約の鬼」だと知っていたら、上司がランチにお金を使うのを渋ることが予想できるでしょう。実際、自宅からお弁当やマイボトルを持参すると、昼食代はほとんど掛かりません。
 
コンビニやスーパーでお弁当や飲み物を購入するよりも安上がりです。ましてや、飲食店でランチをすることは、かなりハードルが高いものです。もし、職場にこのような人がいると、ランチには誘いにくいでしょう。
 

部下へのおごりを負担に感じる人は多い

株式会社Leo Sophiaが実施した「後輩・部下に奢るときに関するアンケート」結果を紹介します。こちらは、後輩や部下(以下「部下」)におごったことがある25~54歳の男女400人を対象にしたものです。
 
そのなかで部下へのおごりを負担に感じる人が287人(回答者の約7割)を占めています。また、部下からおごってほしいと言われるのに抵抗を感じる上司は146人と、こちらは回答者の3人に1人です。さらに、「割り勘」を希望する人が100人(4人に1人)いる点も見逃せません。
 
職場で役職が付く年齢になると、結婚や子育て費用、住宅ローンなど家計費の負担が増える人も少なくありません。冠婚葬祭に接する機会も多くなり、それにともない交際費を用意する必要がでてくるでしょう。そのようななか、部下へのおごりを負担に感じても珍しくないのです。
 

部下におごることで得られるメリットも

職場仲間と一緒に食事をすることで、職場ではみられなかった相手の「顔」を知る機会にもなります。また、苦手意識を持っていた人との心理的距離が近くなり、親しくなれるきっかけも生まれるでしょう。
 
さらに、仕事での頑張りをねぎらうことで、部下のモチベーションアップにもつながります。このように、部下におごることで得られるメリットは少なくありません。
 
むしろ、上司のほうから食事に誘う場合は、積極的におごったほうがよいでしょう。また、職場でおごる習慣があるのなら、空気を読んだほうがよい場合も多いです。役職とは関係なく割り勘が当たり前のところなら、それに従うとよいでしょう。
 
今回は部下からの誘いなので、想定外の出費で厳しいかもしれません。しかし、気持ちよくおごることにより、今後の関係を良好に保つことが可能です。いつもおごるのは負担ですが、新しい部下に最初はおごるなど、状況を見ながら柔軟に対応してはいかがでしょうか。
 

部下へのおごりで得られるものもある! 無理のない範囲内で気持ちよく奢ろう

節約に徹している人にとって、想定外の出費を感じることは少なくありません。部下への奢りもその一例です。実際、部下への奢りを負担に感じる人が多いのが現状です。
 
ただし、部下との食事を通じて得られることもあるので、上司としての器の大きさを見せるよい機会にもなります。もし、部下に奢るなら無理のない範囲内で気持ちよくおごってはいかがでしょうか。
 

出典

お金の図書室 上司は奢って当たり前?400人が回答した「奢られ上手・奢られマナー」を完全攻略!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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