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【振込手数料が990円!?】改定で値上がりした「振込手数料」をおさえる方法はある?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月20日 3時0分

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日本の三大銀行のひとつである「三菱UFJ銀行」が、2023年10月に振込手数料の改定を行いました。   改定後の振込手数料では、ケースによって1000円近い振込手数料が発生してしまうこともあります。   そこで今回は、大手銀行の振込手数料を確認しながら、手数料を少しでもおさえる方法をご紹介します。   振り込みをする機会の多い方は、ぜひ参考にしてください。

三菱UFJ銀行などの大手銀行における手数料

ここでは、「三菱UFJ銀行」を含む大手銀行の振込手数料を見てみましょう。
 
三菱UFJ銀行では、いくつかの振込手数料が改定されましたが、大きく変化があったものの中から3つご紹介します。

・ATMで現金を振り込む場合(他行あて):374円(3万円未満)→880円(金額に関係なく一律)
 
・窓口振り込み(他行あて):594円(3万円未満)→990円(金額に関係なく一律)
 
・窓口振り込み(当行同一支店あて):330円(3万円未満)→880円(金額に関係なく一律)

※税込み価格
 
改定前は、ATM・窓口における振込金額が3万円未満・3万円以上かによって手数料にも違いがありましたが、それが撤廃されました。
 
窓口を利用して現金1000円を他行あてに振り込みたい場合、手数料として990円かかるため、合計で1990円支払わなければならないことになります。
 
ここで、みずほ銀行・三井住友銀行の手数料と比較してみましょう。
 
ATMと窓口を利用した場合の、他行あての現金振込手数料について表1にまとめました。
 
表1

  

ATM 窓口
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
三菱UFJ銀行
※税込み
880円 990円
みずほ銀行
(電信)
※税込み
380円 550円 710円 880円
三井住友銀行 385円 550円 605円 770円

※三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の公式サイトを基に筆者作成(2024年4月時点)
 
いずれもATM利用に比べ、窓口利用の場合は手数料が高くなる傾向にあります。
 

振込手数料をなるべくおさえる方法

振込手数料をおさえるには、インターネットバンキングやアプリを利用することがおすすめです。
 
インターネットバンキングとは、オンラインで金融取引を行えるサービスを指します。
 
これまで、銀行の窓口やATMに行かなければできなかった振り込みや振替、残高照会などがパソコンやスマートフォンからできるのです。
 
インターネットバンキング以外でも、専用アプリが利用できる金融機関もあります。
 
インターネットバンキング同様に、パソコンやスマートフォンから手続きできるため便利です。
 
先ほどご紹介した、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行の3社とも、インターネットバンキングの利用が可能です。
 
インターネットバンキングを利用すると、同じ銀行あての振込手数料が無料、他行あての場合が最高で300円台におさえられます。
 

振込手数料をなるべくおさえるには、インターネットバンキングやアプリの利用がおすすめ

金融機関によっても異なりますが、他行あての現金振り込みでは990円の手数料がかかってしまうケースもあります。
 
少しでも振込手数料を節約したいなら、インターネットバンキングやアプリを利用しましょう。
 
インターネットバンキングやアプリは振込手数料の節約だけでなく、口座の残高照会や入出金の明細照会などもできる便利なサービスです。
 
まだ利用したことがなければ、この機会にインターネットバンキングやアプリの利用を始めてみましょう。
 

出典

株式会社三菱UFJ銀行 振込手数料・円貨両替手数料・外為手数料を改定します
株式会社みずほ銀行 振込手数料(1件あたり)
株式会社三井住友銀行 振込手数料
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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