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40代共働き夫婦世帯です。老後のため毎月「3万円」貯金していますが、もしかして少ないですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月20日 10時10分

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早いうちから老後に備えて貯金している家庭も多いと思いますが、月いくらずつ貯金すればいいのか、迷われることもあるでしょう。   例えば「月3万円」ずつ貯金した場合、安心して老後を迎えられるだけのお金を貯められるのか、確認しておくと安心です。   本記事では、40代共働き夫婦の平均貯金額とともに、二人以上世帯の老後の生活に必要な費用や、貯金の殖やし方についてもご紹介します。

40代共働き夫婦世帯の平均貯金額は? 毎月の貯金額はどのくらい?

株式会社ビスヒッツが実施した「共働き夫婦の貯金額や貯金方法に関する意識調査」によると、共働き夫婦の1ヶ月の平均貯金額は5万9105円ということです。
 
貯金額ごとの分布は表1のようになっています。
 
表1

貯蓄額 割合
0円 0.8%
~1万円 9.3%
~3万円 31.5%
~5万円 27.4%
~10万円 20.9%
~20万円 6.7%
20万円超 2.6%

※株式会社ビスヒッツ「共働き夫婦の貯金額や貯金方法に関する意識調査」を基に筆者作成
 
「~3万円」の31.5%が最も多く、次いで「~5万円」の27.4%、「~10万円」の20.9%となっています。
 

老後の生活にはいくら必要?

総務省統計局の「家計調査報告【家計収支編】2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯における1ヶ月の消費支出は25万959円、非消費支出を合わせると28万2497円ということです。
 
年金を含む1ヶ月の実収入が24万4580円なので、月々約3万8000円が不足することになります。
 
例えば、45歳から65歳まで毎月3万円貯金したとして、65歳から90歳までの25年間毎年3万8000円の不足が生じると、元の貯金がゼロだった場合は資金が足りなくなります。
もちろん、そのほかにも突発的な費用がかかる可能性があるため、ある程度余裕を持った備えが必要でしょう。
 

ライフスタイルの変化に対応できるよう貯金額を殖やしていったほうが安心

老後に向けてこれからの生活がどのように変化していくかは分かりません。
 
例えば、定年まで今の会社で働けなかったり、配偶者の介護が必要な状況になったりする可能性もあるでしょう。
 
ライフスタイルがどのように変化しても対応できるよう、できる範囲で貯金額を殖やしていくことが必要かもしれません。
 
保険料や通信費などの固定費を見直して支出を減らしたり、先取り貯金で使い過ぎを防いだりするなど、自分に合った方法を考えてみるといいでしょう。
 

「貯金月3万円」は平均的な金額といえる

共働き夫婦の1ヶ月の平均貯金額では「~3万円」が最も多くの割合を占めています。
 
そのため、今回の事例のように「40代共働き夫婦世帯で毎月の貯金額が3万円」というケースは平均的な金額といえるでしょう。
 
毎月3万円の貯金で老後の資金が賄えるか否かについては状況や環境にもよりますが、今後ライフスタイルがどのように変化するかは分かりません。
 
少しずつ貯金額を殖やしていけるよう、早めに計画を立てておけば、さまざまなリスクに対応できる可能性が高くなります。
毎月の支出を減らすなどして、貯金に回せる金額を殖やせるよう検討してみましょう。
 

出典

株式会社ビスヒッツ 共働き夫婦の貯金額や貯金方法に関する意識調査
総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要(18ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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