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「節約のため」と豆苗を自宅で育てる義母。毎日水替えをしてるけど、「買ったほうがお得」なのでは…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月21日 3時20分

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天候不順により野菜が順調に育たず、野菜の供給や価格がなかなか安定しません。 中には、自分で簡単な野菜を育てて節約を考える人もいるでしょう。   そこで今回は、自分で豆苗を育てた場合の水道代を計算し、豆苗の販売価格と比較します。 毎月の家計を少しでも安くしたい方は、ぜひ参考にしてください。

自分で豆苗を育てると節約になるのか?

豆苗は葉と茎をカットしたあと、根の部分を水につけておくと新しい芽が伸びてきます。
新しく伸びた芽は再収穫できるため、節約として育てている方もいるでしょう。
 
一方で豆苗を育てるには、毎日の水換えが推奨されています。
そこでこの章では、豆苗を育てるために必要な水の量について考えてみましょう。
 
今回は、水量0.2リットルで白い根が漬かる程度の容器を使い、栽培したと仮定します。
豆苗は、新芽が伸びて7〜10日ほどで再収穫できるとされています。
 
1日1回水を交換するとして、7日で収穫できた場合は1.4リットル、収穫までに10日かかった場合は2リットルの水が必要です。
東京水道局「くらしと水道」を基に、水道代単価は0.24円/リットルとして計算した結果、水道代は次の通りです。

●7日で収穫:約0.3円
●10日で収穫:約0.5円

上記から、1回の収穫にかかる水道代はおよそ0.3~0.5円であることが分かりました。
ただし夏場は1日に2回の水換えを推奨されているほか、水換えの際に容器を洗えばもう少し水道代がかかると予想されます。
 

豆苗をスーパーで新しく買うのと比較していくら節約になるのか?

実際に、自分で育てる場合と新しくスーパーで購入する場合とを比較したときに、どのくらい節約になるのかを見てみましょう。
 
スーパーで売られている豆苗の価格相場は100円ほどです。
 
豆苗を自分で栽培し、再収穫した場合にかかる水道代は1円以下です。
一方、豆苗を再度購入すると約100円かかるため、購入分が節約できるでしょう。
 
豆苗は強い再生力を持つため、再生栽培は2回まで可能だそうです。
ただし、豆にカビが生えてしまうなど衛生面で問題があった場合には、1回の収穫で終わりにしましょう。
 
結果として、新しい豆苗をスーパーで買うよりも自分で育てることで節約につながる可能性が高いといえます。
 

豆苗の育て方

最後に豆苗の育て方について解説します。
育て方は以下の通りです。

1.一度食べて残った豆苗の根を、浅いタッパーや容器に入れる
2.白い根が浸かる程度の水を入れる
3.直射日光を避けて、日当たりのいい場所に置く
4.1日1回(夏は1日2回)、水を取り換える
5.水を交換するタイミングで、容器の底にぬめりやカビが発生していないか確認する

上記の方法で、7~10日程度の日数で豆苗を収穫できます。
毎日水を交換するだけなので、比較的に豆苗は育てやすい野菜であるといえるでしょう。
 

豆苗を自宅で育てることで節約につながる可能性が高い

豆苗を自宅で育てる際にかかる水道代は、1回の再収穫までに1円にも満たないことが分かりました。
 
上手く育てられれば一つの豆苗で2回収穫でき、およそ200円の節約につながります。
衛生面に注意が必要ですが、水を取り換えるだけなので手軽に育てられます。
 
高騰する野菜にかかる費用を手軽に節約したいとお考えの方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
 

出典

東京水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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