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「金」が最高値を更新!これまでの金の「値段推移」は?金を売ったことのある人は多い?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月11日 4時20分

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2024年現在、金の価格は上昇傾向にあります。   もし金の売却を検討されているなら、歴史的最高値を更新している今がチャンスではないかと考えられます。   本記事では、金の値段がどのように推移しているかをまとめるとともに、金を売ったことがある人の割合についてもご紹介します。

これまでの金の値段推移は?

貴金属価格情報より、金の年次価格推移を表1にまとめました。
 
表1

 

金の 参考小売価格(税抜き)
(円/グラム)
最高 最低 平均
2023年 9935円 7909円 8834円
2022年 8154円 6680円 7649円
2021年 6897円 5930円 6402円
2020年 7063円 5214円 6122円
2019年 5343円 4521円 4918円

※筆者作成
 
最高・最低・平均ともに、1グラムあたりの価格が年々上昇してきていることが分かります。さらに、2024年に入っても金の価格は上昇を続けており、2024年5月現在の金の価格は約1万3000円です。
 
もし5年前に平均小売価格の4918円で10グラムの金を購入した人が、2023年の平均小売価格ですべて売却した場合は、3万9160円の利益を得られることになります。
 

金を売ったことがある人の割合

株式会社クオーレが運営する「買取専門店ウリエル」が実施した「金製品に関するアンケート調査」によると、「金製品を売ったことがある」と答えた人の割合は全体の33%です。
 
最も多かった回答が「売れることは知っているがまだ売っていない」の40%で、「売らない」が26%、「売れることを知らなかった」が1%という結果が出ています。
 
さらに、「金製品を売ってみた際の値段の感想」としては「思ったより高く売れた」「思ったよりとても高く売れた」と答えた人の割合が全体の約6割に上ったということです。
 
逆に「思ったより安く売れた」「思ったよりとても安く売れた」と答えた人の割合は全体の約1割程度であったことからも、金を売ったときの値段に対する満足度は高いといってよいでしょう。
 

金を売却して利益が得られたら課税の対象になることもある

金を売却して、その年の金の譲渡益とそのほかの譲渡益を合わせて50万円を超える収益を得た場合には、原則「譲渡所得」として税金がかかります。
 
課税対象となるのは、年間の譲渡益から、金の所得時や売却時にかかった費用と「譲渡所得の特別控除額50万円」を差し引いた金額です。
 
その場合の税率の計算式は、さまざまな条件によって変動するため、50万円以上の収益が出る場合には、税務署などの専門機関に相談するとよいでしょう。
 

金を売ったことがある人は33%

過去5年のデータを見ると、金の値段は年々上がっており、現在も上昇傾向にあります。
 
今がまさに「売り時」といわれている金ですが、実際に「売ったことがある」と答えた人の割合は33%となっています。
 
売ったことがある人の売却価格の感想としては満足度の高いものが多かったようなので、「金」を持っている方は、この機会に売りに出すことを検討してみるのもよいかもしれません。
 

出典

株式会社クオーレ 買取専門店ウリエル 金製品に関するアンケート調査(PR TIMES)
株式会社クオーレ
買取専門店ウリエル
国税庁 No.3161 金地金の譲渡による所得
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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