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小学生の子どもが乗馬を習いたがっているのですが、お金持ちのスポーツというイメージが……。費用はどれくらいかかるのでしょうか。

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月10日 11時40分

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子どもの成長に応じて、習い事をさせたいと考える親は多いでしょう。習い事は親の意向で決めることもありますが、まず大事なのは子どもがやりたいかどうかです。その中でも近年乗馬は人気が高まっています。もっとも、親としては乗馬と聞くとお金持ちをイメージしてしまうかもしれません。   では、実際に乗馬を習うためにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。そこで今回の記事では、乗馬にかかる費用やメリットなども紹介します。

子どもが習い事をしている割合

そもそも、習い事をしている子どもの割合はどのくらいなのでしょうか。厚生労働省の第9回21世紀出生児縦断調査の概況によると、習い事をしている子どもの割合は87.7%となっています。中でも人気なのは水泳やピアノです。
 

乗馬にかかる費用

では、実際に乗馬を習う場合にかかる費用を見てみましょう。乗馬を始めるとなると、道具をそろえるところからのスタートです。具体的に解説していきましょう。
 

道具やウエア

道具はレンタルすることもできますが、せっかくやるのであれば購入したいという方も多いはずです。乗馬で必要な道具は主にヘルメット、ブーツ、手袋、ウエア、ハーフチャップス、キュロットなどです。
 
単品で購入することもできますが、セット販売されているものもあります。特にこだわりがないという方は、セットで一度にそろえてみてもいいかもしれません。ちなみに、セットは3万円程度で購入できるものもあるようです。
 

月会費

子どもが習い事を始める際に一番気になるところは月会費ではないでしょうか。乗馬の場合、月会費とは別に騎乗料や借馬料などが別途加算されていることが多いです。月会費は1万円~2万円、騎乗料は1回40分~50分程度で2500円~5000円、一般的には3000円程度です。
 
また、入会金については、無料の乗馬クラブから数百万円単位で高額な乗馬クラブまでさまざまです。初期費用として事前に確認しておきましょう。
 

乗馬を習うメリット

乗馬は、子どもだけでなく、大人も楽しめる習い事です。お金はかかるかもしれませんが、実は乗馬を習うメリットはたくさんあります。ここでは、具体的なメリットについて説明しましょう。
 

コミュニケーションスキルの構築

子どもが関わる大人といえば、学校の先生や家族が多くを占めているはずです。乗馬なら馬を共通の話題として、限られた大人以外とのコミュニケーションが取れるでしょう。たくさんの人と話すことは子どもにとっては大きな魅力です。
 
もちろん、乗馬の先生だけでなく、一緒に習っている周りの子どもとの会話も生まれるはずです。学校の外で友達を作るきっかけにもつながります。
 

姿勢がきれいになる

乗馬は体幹を使って馬から落ちないように姿勢を保ちます。そのため、体のさまざまな筋肉を使います。きれいな姿勢を保つことで体幹が鍛えられて体のバランスがよくなれば、新陳代謝が促進されて疲れにくい体作りにも役立ちます。健康面を考えた時に、運動として乗馬を選択肢に入れるのもおすすめです。
 

アニマルセラピーが期待できる

勉強や友達作り、行事などの学校生活によって、ストレスを抱えている子どももいるかもしれません。そんな時に心の支えになるのが動物の友達です。動物と触れ合うことで心が穏やかになれば、ストレス解消につながります。中でも馬は賢く人に寄り添うため、乗馬を習うことで精神的にもプラスの効果が期待できるということです。
 

乗馬は習い事としては少し高額

乗馬は、他の習い事と比べれば費用はやや高めといえるでしょう。ただ、乗馬をすることでコミュニケーションスキルがついたり、精神的自立ができたりとメリットはたくさんあります。
 
費用面は心配でしょうが、子どもが安心して楽しめる環境を作ることも大切です。まずは実際にかかる金額を確かめて、子どもも親も納得する習い事を選定しましょう。
 

出典

厚生労働省 第9回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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