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銀行の履歴を見たら覚えのない引き落としがありました…… これって不正利用されているのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月17日 10時20分

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銀行から利用した覚えのない金額が突然引き落としされていることを見てしまうと不安な気持ちになってしまい、不正利用を思い浮かべる方も多いと思います。   もし不正利用されている場合には、被害が拡大しないようにすぐに対処することが重要です。そこで本記事では、不正利用かどうかを見極める方法や対処法などについて詳しく解説していきます。

不正利用を見極める方法

銀行の履歴に突然身に覚えのない引き落としがあった場合、まずは不正利用かどうかを見極めるために利用明細やレシートと照らし合わせて本当に利用していないかチェックすることが重要です。家族と一緒に暮らしている場合は、家族にも利用者がいないか確認しておきましょう。
 
またクレジットカードの利用明細には、実際に利用した店舗名とは違う名称で記載されていることもあるので、確認の際には注意が必要です。例えば、ショッピングモール内の専門店を利用した場合、ショッピングモール名ではなく専門店の名称で記載されることがあります。
 
このように本当に誰も利用していないことを確認してから、不正利用に対処しましょう。
 

不正利用をされた場合の対処法

不正利用に心当たりがない場合、不正利用が疑われる銀行やクレジットカード会社へすぐに連絡を入れましょう。
 
例えば、銀行のデビットカードによる引き落としに問題があれば銀行へ、クレジットカード会社からの引き落としに問題がある場合はクレジットカード会社へ連絡すると、カードを利用停止してすぐに調査を行ってくれます。
 
多くの銀行やクレジットカード会社では、不正利用専門ダイヤルは24時間365日対応しているので、いつでも相談可能です。
 
調査の結果、不正利用であると認められた場合は、不正利用で引き落とされた金額は補償の対象となります。そして、不正利用の事実は銀行やクレジット会社だけではなく、警察にも伝えて被害届を出しておくことが非常に重要です。
 
警察への届け出を怠った場合は、補償が認められない可能性もあるので注意しましょう。また、不正利用が確定したキャッシュカードやクレジットカードは無効扱いとなるため、新しいカードが発行されます。
 

不正利用される主な原因

不正利用をされる主な原因は、大きく分けて以下の6つが挙げられます。


・カードの盗難や紛失
・店舗側の情報漏えい
・フィッシング詐欺
・ネットショッピング詐欺
・スキミング
・なりすまし

不正利用はカード番号を他人に知られることで起こりやすくなるため、カード番号は他人へ教えず、インターネットでも信頼性の高いサイトを利用しましょう。
 
特に日本語表記が怪しいショップや理由をつけてSMSやメールでカード番号の入力を求めてくるようなサイトには、注意が必要です。
 
またカード番号を知られないようにするためには、スキミングされにくい「ICチップ付きカード」を利用したりカード番号が印字されていない「ナンバーレスカード」を利用したりする方法もおすすめです。
 

不正利用に気づいたらすぐに銀行やカード会社へ連絡しましょう

銀行やクレジットカード会社の不正利用専門ダイヤルは、24時間365日対応しているので、不正利用に気づいたらすぐに連絡することが重要です。対応が遅れてしまうと被害が大きくなる可能性があるので、早く電話してカードを利用停止してもらいましょう。
 
また不正利用された金額は、各金融機関の要件を満たすことで補償してもらえるため、オペレーターの指示に従って必要な手続きを行いましょう。
 

出典

警視庁 クレジットカード不正利用被害対策
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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