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面接を受けたらモデル年収よりも「かなり下がる」年収提示をされました…「想定年収」は信じない方がいいですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月19日 4時0分

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求人票に魅力を感じて面接を受けに行ったところ、求人票に記載されている年収と、実際に伝えられた年収が異なることがあります。 これは、求人票に記載されている年収が「想定年収」であるためです。   求人票を見るときは、想定年収だけでなくほかの賃金に関する項目もよくチェックしておく必要があります。 また、疑問点は入社前に解決しておくことも大切です。   今回は、求人票に記載されている想定年収や求人票を見るポイントなどをご紹介します。

想定年収とは

求人票を見ると「モデル年収」や「想定年収」と書かれた欄が存在するケースがあります。
 
これは、月収や賞与などを基に会社が年収の例として掲載している金額です。
そのため、必ずしも求人票通りの金額が給料として受け取れるわけではありません。
 
想定年収の金額には、以下の項目が含まれているケースがあります。

●基本給
●賞与
●手当
●固定残業代
●インセンティブ

さらに、想定年収に通勤のための交通費を含む場合と含まない場合もあります。
 
もし想定年収に通勤交通費が含まれており、自分が入社する場合に交通費がかからないとすると、想定年収より下がる可能性も少なくありません。
 
会社によって想定年収に含む項目が異なるケースもあるので、面接や問い合わせのときにしっかり確認しておくことが大切です。
 

求人票を見るポイント

求人票を見るポイントとして代表的な例は以下の通りです。

●「想定年収」か「最低保障給」か
●雇用形態は何か
●残業代や通勤手当はあるのか
●掲載されている月給には何が含まれているのか

最低保障給とは、その会社における給料の下限で、最低限この金額は受け取れるというものです。
想定年収とは異なるので、間違えないようにしましょう。
 
また、雇用形態の確認も必須です。
無期雇用の正社員と有期雇用契約の社員では、どちらの雇用かで今後のライフプランにも大きな影響を与えるでしょう。
 
残業代や通勤手当、基本給の内容も、働くうえで大切な項目です。
 
特に、固定残業代を採用する会社の求人票で、残業代や基本給についての記載は厚生労働省により記載する内容が定められています。
 
月給に固定残業代が含まれていることになるので、見落とさないよう項目ごとによく見ておきましょう。
 

固定残業代を採用している会社の場合は残業手当や基本給も確認する

厚生労働省によると、固定残業代を採用している会社では、求人票などに月給のほか、基本給、固定残業手当といった手当とその内容、さらに何時間を超える時間外労働なら追加で割増賃金が支給されるかといった記載が必須です。
仕事を探すときには、固定残業代の場合に必須項目が書かれているのかも確認しておきましょう。
 
また、もし固定残業代を採用しているか分からず、月給に残業代が含まれているのかも不明な場合は、内定を受ける前に聞いておくことも必要です。
 
年収を聞いた時点で不明なことがあるときは、なるべく早く解決した方がよいでしょう。
入社後に判明したことで、給料に関してトラブルに発展するケースを防ぎやすくなります。
 

想定年収はあくまでも例のひとつ

求人票に記載してある想定年収は、月給や賞与、各種手当なども含めて会社側が計算した年収例です。
そのため、入社しても必ず同じ年収を受け取れるとは限りません。
 
入社後に給料が思ったより低いといった事態を防ぐためには、求人票を見るときに基本給や残業代などの項目もよく確認しておきましょう。
 
もし疑問点があれば、入社する前に聞いておくことで入社後のトラブルを防ぎやすくなります。
 

出典

厚生労働省 若者の募集・求人の申込みをお考えの事業主の皆さまへ 職業紹介事業者の皆さまへ 固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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