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【事例紹介】最近多い自転車事故!忘れていたけど加入しておいてよかった、個人賠償責任補償特約

ファイナンシャルフィールド / 2018年11月23日 9時15分

【事例紹介】最近多い自転車事故!忘れていたけど加入しておいてよかった、個人賠償責任補償特約

近頃では自転車運転中に歩行者に大けがを負わせるといった事故での損害賠償額が高額なことなどにより、個人賠償責任補償特約の関心が高まり、この名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。   ここでは、個人賠償責任補償特約の基本知識を解説します。   ※個人賠償責任補償特約、個人賠償責任保険、個人賠償責任特約といい方はいろいろあるようです。  

補償対象と保険金額

個人賠償責任補償特約とは、日常生活の中であやまって他人にケガをさせたり、他人の物を壊してしまったりした時など、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金を支払ってくれます。
 
補償対象となる事例は
 
(1)自転車事故で歩行者にケガを負わせてしまった
(2)飼い犬が散歩中に他人を噛んでケガを負わせてしまった
(3)風呂の水があふれ、マンションの階下の家財を水浸しにしてしまった
(4)買い物中にあやまって店頭の商品を破損してしまった
(5)ゴルフのプレー中、打ったボールが他人に直撃し、あやまってケガをさせてしまった
(6)友達の家で遊んでいる時、あやまってテレビを壊してしまった
 
など、あげればきりがないほど日常のトラブルがあります。
 
補償を受けられる人と保険金額
 
(1)記名被保険者
(2)記名被保険者の配偶者
(3)記名被保険者又は記名被保険者の配偶者の同居の親族
(4)記名被保険者又は記名被保険者の配偶者の別居の未婚の子
(5)記名被保険者が未成年の場合は、記名被保険者の親権者およびその他の法廷監督義務者
 
保険金額は保険会社によって違いがありますが、国内での事故は無制限、国外での事故は1億円などとなっています。
 
また共済保険では、国内外で最高1億円や、3億円などにしているところもあります。
 
保険料は一月あたり150円前後ですが、個人賠償責任補償は単独で加入することができず、自動車保険や火災保険、傷害保険などの特約として加入します。
 

子どもが小石を蹴って、車をキズつけてしまった

車にぶつけたと、とても落ち込んで相談に来られたA子さん。
 
車同士の事故だと思い、よくお聞きすると小学校1年生の息子さんが、登校中にお友達と小石をけりながら歩いていたそうです。
 
すると小石が遠くに飛んでしまい、前からきた車にあたりキズをつけてしまったということでした。
 
学校から連絡を受けたA子さんは、菓子折りをもってお詫びに行き、車の修理代を支払うことで話がついたそうですが、やはり人の物にキズをつけてしまったことと思わぬ出費にショックを受けていました。
 
この場合にも個人賠償責任補償特約で修理代はカバーできるとので、自動車保険や火災保険などに特約でついて加入していないかを調べてもらうと、ありました。
 
すぐに保険会社に電話をして書類を送ってもらい、修理工場にも保険会社から連絡を入れてもらいました。
 
示談交渉のサービスもあるとのことでしたが、今回は修理代をお支払いすることで話がまとまっていたので、示談交渉サービスを使うことはありませんでした。
 
個人賠償責任補償特約のおかげでスムーズに修理代を支払うことができ、加入していて本当に良かったと思ったそうです。
 
しかし、二度と使わなく済むように息子さんとしっかり話合われたそうです。
 
特約が付いていること忘れてしまっている方もいらっしゃいますが、身近なトラブルに対応してくれる保険です。
 
加入しているかどうか、保険証券の確認をしてみてはいかがでしょうか。
 
Text:福田 斉子(ふくだ ときこ)
ファイナンシャルプランナー/公的保険アドバイザー
確定拠出年金相談ねっと認定FP
anesis plu-s代表
 

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