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来月大阪への出張後、そのまま旅行を楽しもうと思います。帰りの交通費を会社に請求しても問題ないですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月25日 8時50分

来月大阪への出張後、そのまま旅行を楽しもうと思います。帰りの交通費を会社に請求しても問題ないですよね?

会社員として働いていると、出張をする機会がある方もいらっしゃるでしょう。特に、仕事のためにほかの地域へ行く場合、その地域での仕事が終わった後に少し観光を楽しむことは、多くの方にとって魅力的な選択肢となります。   しかし、出張後に旅行をした際の最大の疑問は、帰りの交通費を会社に請求することが適切かどうかという点です。   この記事では、出張後にプライベートで旅行した場合の交通費の請求について、問題になるのかどうか解説します。あわせて、新しい旅行の形についても紹介しますので、出張された際の参考にしてみてください。

出張後に旅行することは問題があるのか

出張後に旅行をすることは、場合によっては問題になる可能性もあるでしょう。
 
出張とは、会社が従業員に対して、業務上必要であれば普段勤務している会社とは異なる場所に出向くことを命じる業務命令のことを指します。出張中、従業員は会社の指示に従わなければなりません。
 
そのため、出張後の旅行は従業員の個人的な旅行になるので、無断で行くことは避けた方がよい可能性があります。
 
ただし現状、一律にどうすべきという法律上の規定はないようなので、原則的には、会社の規定に従うことになります。会社の規定に出張後の旅行に関する記載がない場合は、経理責任者の判断になる可能性があります。
 

出張後に旅行する場合の経費はどうなるのか

出張後の旅行に関する経費がどうなるかは、会社の考え方やモラルによって判断が分かれるでしょう。
 
例えば、東京から大阪への出張後に岡山へ旅行をした場合、交通費を全額支給する場合や東京大阪間の該当区間のみ支給する場合など、会社や上司、経理責任者により対応が変わると考えられます。
 
出張先にとどまって旅行するのであれば交通費は大きくかかりませんが、宿泊日数が延びればその分宿泊費がかかります。この場合は宿泊費を会社が出すのかまたは従業員が出すのか、出張後に有給休暇などの休みを追加で取れるかなど一律には決まっていません。
 
また、もし出張先から旅行先へ移動する場合は、移動の交通費や宿泊費も追加で必要になります。これらの費用は誰が負担するのか、事前に上司などに確認と相談をした方がよいでしょう。
 

ブレジャーを導入する企業もある

最近はブレジャーを導入する企業もあるようです。
 
ブレジャーとは、ビジネス(Business)とレジャー(Leisure)を組み合わせた造語で、出張などの際に出張先で滞在を延長して余暇を楽しむこととされています。観光庁でも促進している、新しい旅行の仕方です。
 
有給休暇取得の促進や会社のポジティブなイメージの向上などから、大手企業を中心にブレジャーを導入する会社もあります。自分の勤める会社はどうか、事前に確認してみるとよいでしょう。
 

出張後の旅行は、事前に会社や上司に確認をした方がよい

現状、一律にどうすべきという法律上の規定がないことが分かりました。原則的には会社の規定に従うことになります。会社の考え方やモラルによって判断が分かれるので、事前に上司などに確認と相談をした方がよいでしょう。
 
最近はブレジャーを導入する企業が増えてきています。観光庁でも促進している新しい旅行の仕方で、出張などの際に出張先で滞在を延長して余暇を楽しむこととされています。
 
ご自身が勤めている会社がこの制度を採用しているかを、会社の上司や総務部に確認してみるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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