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実家の犬の食費が「月2万円」と聞き、正直「高すぎでは?」と感じてしまいました。私は1人暮らしで「月3万円」なのですが、犬の食費ってそんなにかかるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月28日 4時40分

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実家に帰った際、犬が高そうなものを食べているのでいろいろと話を聞いていたら食費が月2万円もかかっていた……1人暮らしの食費を月3万円以下に抑えるなど節約に励む人からすれば「高すぎる」と思うかもしれません。   いくら家族とはいえ、犬の食費だけで月2万円もかかっているのは一般的なことなのでしょうか。本記事では、「1人暮らしの食費」と「犬の食費」を比較してみました。

毎月の食費にかかる平均額はいくらか

まず初めに、「1人暮らしの食費」と「犬の食費」それぞれの毎月かかる食費の平均額を解説していきます。
 

1人暮らしの人間の食費

総務省が公表している2023年の家計調査によると、1人暮らしにおける食費の平均額は、月4万2049円です。現在はさらに物価高騰が進んでおり、実際にかかる食費の平均額はこれよりも高いと考えられます。
 
そのため、あくまでも平均額から考えると「月3万円」の食費は安いほうだといえるでしょう。
 

犬の食費

クレジットカード事業などを手がける株式会社モデル百貨が運営するサイト「MoneyGeek」で公表された、実際に犬を飼っている1409人を対象としたアンケート調査によると、月あたりにかかる犬の食費は全種平均で7807円という結果でした。
 
犬種による毎月の食費の平均額は、以下のとおりです。
 

・小型犬 6107円
・中型犬 7119円
・大型犬 1万195円

 
この食費は、ドッグフードなどの主食とおやつ代を合わせた合計金額です。やはり食べる量が多いと考えられる大型犬のほうが毎月の食費が高くなる傾向にあります。
 

食材にこだわれば高くなることも

犬の食費も、体質やアレルギー、好みの食材に合わせてご飯を手づくりするなどの場合、食費の平均額を上回ることも多くなるでしょう。
 

【全種平均の食費額である7807円の内訳】

・主食代(ドッグフードなど):平均額5130円
・おやつ代:2677円

 
ドッグフードといっても、ドライタイプやウェットタイプなどさまざまな種類があり、健康状態や好みなどによっても与えるものは変わるでしょう。
 
タイプ別の主食代平均額は、ドライタイプで月3878円、半生タイプで月4099円、缶詰を含むウェットタイプで月5284円です。ドライとウェットを混ぜたり、体調に合わせて肉や野菜をトッピングしたりと工夫を凝らしている飼い主もいるといいます。
 
またおやつ代は平均食費の約3分の1程度を占めています。「無添加」「低カロリー」など、おやつにもこだわればさらに食費が高くなる傾向にあるでしょう。
 

まとめ

1人暮らしの食費とくらべれば安いものの、犬の食費が「月2万円」というのは、平均的に考えれば随分と高い金額です。
 
しかし、人間と同じように日ごろから食材にこだわれば、その分食費は高くなります。犬も大切な家族の一員だからこそ、愛犬の健康面や美味しく食べてもらいたいという、飼い主の愛情料ともいえるでしょう。
 

出典

MoneyGeek 「犬の1カ月の食費は平均7,807円!一生で138万2,776円かかる」
総務省統計局 2022年度 家計調査 単身世帯の1ヶ月の支出
 
執筆者:鳥谷威
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

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