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夫が「定年後はハーレーに乗りたい」と言っています。調べると「100万円」以上するようですが、普通のバイクではダメなのでしょうか? 夫いわく「見た目が好き」とのことです

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月28日 4時30分

夫が「定年後はハーレーに乗りたい」と言っています。調べると「100万円」以上するようですが、普通のバイクではダメなのでしょうか? 夫いわく「見た目が好き」とのことです

「キング・オブ・モーターサイクル」と称される有名なバイク「ハーレーダビッドソン」は、数あるバイクの中でも高級ラインに分類されます。圧倒的なデザイン性の高さと迫力あるエンジン音が多くのライダーを魅了しています。   ハーレーは100万円以上の費用がかかるため手を出すのがなかなか難しいですが、子育てが落ち着いてお金にゆとりができれば乗りたいと考える人もいます。今回は定年後にハーレーに乗る際のおおよその準備すべき費用や注意点を紹介します。

ハーレーってどれぐらいの値段がするの?

まずはハーレーのおよその価格を確認しましょう。一口にハーレーといってもさまざまなラインアップがあり、価格も幅広いです。ハーレーの各カテゴリーのおよその相場は、以下の通りです。

グランド・アメリカン・ツーリング:500万円前後
クルーザー:300万円前後
トライク:470万円前後
アドベンチャーツーリング:260万円前後
スポーツ:200万円前後

排気量が大きくダイナミックな印象のものから、三輪クルーザーのものなど種類が多様であり、どのカテゴリーを選ぶかで予算が大きく異なります。
 

ほとんどは大型二輪免許が必要

ハーレーを購入する場合には、バイクの購入費用だけでなく、大型二輪免許を取得する必要があるので、免許の取得に費用がかかる場合もあります。大型二輪免許は18歳以上の人であれば取得できますが、車と同様に教習所を利用して知識と技術を身につけた上で受験する必要があるでしょう。
 
教習所の料金はそれぞれ異なりますが、10万円程度かかるため、それなりのお金と時間が必要です。なお、定年後に新たに大型二輪免許を取得する場合には視力や体力の低下が見られるかもしれません。またハーレーは車両重量が重いので、体力が落ちてくると扱いが難しくなる可能性もあるでしょう。
 
そのため、現在バイクを所有していない場合は、いきなり大型バイクであるハーレーを購入するのではなく、他のバイクを楽しんでからハーレーを購入することをおすすめします。
 

ハーレーにかかる維持費

ハーレーは免許の取得やバイク本体代以外にも、さまざまな維持費が発生します。具体的には、主に次の維持費が挙げられます。

●車検代
●重量税自賠責保険や任意保険
●自動車税(軽自動車)
●毎月のガソリン代
●消耗品代

ハーレーも一般的な車同様に、車検代や重量税などが発生します。車検代は2年に1回(新車の場合は3年に1回)、自動車税は年に1回支払いが必要です。
 
万一の事態に備えて自賠責保険だけでなく任意保険に加入する必要もあるでしょう。そのため、車検代の積立や毎月のガソリン代、メンテナンス代の捻出も試算しましょう。
 
またハーレーを一括購入できない場合はローンを組むことになりますが、定年後に返済していくのは難しい場合が多いため、資金の確保や返済プランを家族で話し合いましょう。
 

ハーレーを安く買う方法あるの?

100万円を超える購入価格のハーレーですが、できる限り費用を抑えて購入するなら中古バイクを検討しましょう。中古バイクならば100万円以下で購入できるモデルもあります。
 
ただし、中古バイクを購入する場合には次のポイントに注意しましょう。

●価格だけで判断しない
●信頼できる店舗を選ぶ
●事故歴や修理歴を確認する

中古バイクは価格が抑えられますが、中には走行距離が長く、すぐに修理が必要になってしまうものもあります。そのため価格だけでなく、バイクの状態を確認して購入するかどうか決めましょう。
 
また中古バイクは多くの販売店が扱っていますが、信頼できる店舗を選ぶことがポイントです。問い合わせた時の対応や契約時の丁寧な説明など担当者の対応を参考にして、利用するかどうか判断しましょう。
 
また中古バイクでも中古自動車同様に、事故歴や修理歴があるものも見られます。大がかりな修理を行ったバイクの場合、トラブルが起きる可能性も高いため注意が必要です。
 

ハーレーで老後の時間を楽しむなら計画的に

長く会社で勤めあげて定年を迎えると、それまで我慢していた趣味にたっぷりと時間を使えるようになります。空いた時間を充実させるためにバイクや車など高額なものを購入する人も見られます。
 
今まで一生懸命働いてきたご褒美に自分の好きなものを手に入れることは、非常に有意義でしょう。しかし、ハーレーの購入は初期費用だけでなく維持費もかかるので、老後の生活を圧迫しないよう計画性を持って判断することが必要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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