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夫がまたパソコンを買い替えようとしています。家で使っているだけなのに5年くらいで壊れるものなのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月29日 10時0分

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高価なうえに愛着もあるため、パソコンの買い替え時期は悩みどころです。物価高や円安の影響もあり、以前よりもパソコンの価格は上がっている傾向が見られます。   本記事では、パソコンの買い替えサイクルの平均について詳しく解説します。さらに、買い替えのサインや長持ちさせるコツについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

パソコンの買い替えサイクルは7〜8年

内閣府の「消費動向調査 令和6(2024年)4月分調査」によると、パソコンの平均使用年数は7.4年でした。世帯主の性別で見ると、男性は7.2年、女性は8.1年となっています。また、最も多い買い替え理由は故障で、全体の54.3%を占めていました。
 
このデータから、多くの人が7〜8年程度でパソコンが故障し、買い替えを検討する傾向にあることが分かります。ただし、使用環境や使用状況によっては、平均よりも早く故障する可能性や、長持ちすることも考えられます。
 

パソコンの平均単価は上昇傾向

MM総研が行った「2023年暦年 国内パソコン出荷台数調査」によると、パソコンの平均価格は近年上昇傾向にあります。詳細は、図表1のとおりです。
 
【図表1】

パソコン平均価格
2023年 11万4499円
2022年 10万7594円
2021年 8万4336円
2020年 8万7788円
2019年 9万1764円
2018年 9万508円
2017年 8万8374円

※MM総研「2023年暦年 国内パソコン出荷台数調査」をもとに筆者が作成
 
2022年以降、平均価格は10万円を超えており、買い替えに伴う負担が増していることが分かります。
 

パソコンの買い替えサイン

パソコンを買い替えるサインとしては、以下のようなものがあります。


・異音がする
・頻繁にフリーズする
・バッテリーの持ちが短い
・起動に時間がかかる
・反応が遅い

パソコンから「ガリガリ」といった異音や、ファンが高速回転している音が聞こえる場合は、故障の兆候があるかもしれないので注意が必要です。
 
さらに、頻繁にフリーズして作業ができなくなったり、バッテリーの持ちが極端に短くなったりした場合は、パソコンの寿命が近い可能性があります。また、パソコンの起動に異常に時間がかかったり、キーボードやマウスの反応が遅れたりする場合も、故障の前兆であることがあるため注意しましょう。
 
このような場合、部分的な修理(バッテリーの交換など)で問題が解決することもありますが、解決しない場合もあります。その際は、新しいパソコンへの買い替えを検討してみるとよいでしょう。
 

パソコンを長持ちさせるコツ

パソコンを長持ちさせるコツは、以下のとおりです。


・電源をつけっぱなしにしない
・充電しながら使用しない
・定期的に清掃する

パソコンの電源を長時間つけたままにすると、高温状態が続き、各パーツに負担をかけることになります。使用する予定がない場合は、スリープ機能を活用するか、電源をシャットダウンしましょう。
 
また、充電しながら使用するとバッテリーに負担をかけ、経年劣化を早めてしまいます。頻繁に充電と放電を繰り返したり、過充電や過放電は避けるようにしましょう。フィルターやファンは定期的に清掃することも大切です。
 

パソコンの買い替えが必要かどうか冷静に判断しよう!

パソコンの買い替えサイクルの平均は、およそ7〜8年程度ですが、使用環境や状況によっては、より早く故障することもあります。部分的な修理で対応できる場合もありますが、修理しても本来のパフォーマンスを発揮できないこともあります。
 
ただし、物価高や円安の影響で家計への負担も大きいため、パソコンの買い替えが必要かどうかを冷静に判断することが重要です。
 

出典

内閣府 消費動向調査(月次)結果
株式会社MM総研 2023年暦年 国内パソコン出荷台数調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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