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「良い夫婦の日」。夫婦仲良く、貯蓄もできる家計管理のコツとは?

ファイナンシャルフィールド / 2018年11月23日 0時0分

「良い夫婦の日」。夫婦仲良く、貯蓄もできる家計管理のコツとは?

11月22日は「いい夫婦の日」でした。   どんなに仲の良い夫婦でも、意見が合わないということはありますよね。ちょっとしたきっかけで、時には夫婦げんかに発展してしまうことも。   その原因として、必ず上位に入るのはお金のことではないでしょうか。そこで今回は、お金に関してもめずに、しっかりと家計管理を行っていくためのコツについてお伝えしたいと思います。  

ついもめてしまうお金のこと

例えば、お小遣いについてもめてしまうというご家庭は多いと思います。
 
新生銀行が行った「2018年サラリーマンのお小遣い調査」によると、家のローン返済や子育て世代である30代、40代の男性会社員の「お小遣い平均額」は、それぞれ月3万6146円、3万7073円でした。
20代の4万2018円に比べてかなり少なく、これでは後輩や部下を飲みに連れていこうと思っても、後輩たちより自由に使えるお金がないというわけです。
 
お小遣いの少ない旦那さんが、値上げを交渉したくなる気持ちも分かります。不満を口にして、奥さまと言い争ってしまうこともあるかもしれません。
 
ほかにも、家庭内でお金のことでもめる原因としては、教育費の考え方や、趣味や娯楽などのお金のかけ方、といったことが多いのではないでしょうか。
 

夫婦円満でしっかり貯蓄ができる家計管理とは?

家庭円満で、かつ、しっかりと貯蓄もできる家計を目指すには、「家計の状況を夫婦ともに把握し、目標を決める」ことにつきます。
 
共働き夫婦に多い、夫婦別々の家計管理だと、全体のお金の動きが分かりにくくなります。また、「貯蓄は相手がしているだろう」と、自分で積極的に節約しようという意識が働きにくくなってしまうことがあります。
 
干渉されないので日々のストレスは少ないかもしれませんが、貯蓄をお互い任せしていた結果、お金が必要になった時にまったく貯金がないことに気づいてショックを受ける人も多いようです。
 
どうしてもお互いに干渉されたくない、このままのほうが自分たちらしいという場合は、定期的に話し合い、2人の間で現状をいつもオープンにしておくことが必要だと思います。
 

ライフプランを共有しよう!

また、お互いのお金の使い方や価値観を知っておくことは、家計管理でもめないために大切なことです。
 
そこで、夫婦でライフプランを立てることをおすすめしたいと思います。
 
ライフプランの作成と聞くと、難しく感じたり、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に依頼するものではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
簡単なものであればご自身で作ってみたほうが実感もわきますし、メリットが多いと思います。
 
ライフプランニングを行うための「ライフイベント表」は、銀行など金融機関のホームページのほか、金融庁や日本FP協会のホームページなどでも入手できますし、作成方法も詳しく解説されています。
 
今後、自分たち夫婦や子供が、「何歳頃にどのくらいのお金がかかるのか」を具体的に知り、それを共有することで、「いま、なぜ節約し、貯蓄する必要があるのか」をしっかりと確認できます。何よりも、相手の人生における価値観や、お金に関する価値観を知ることができます。
 
ライフイベント表で、家族の将来の予定に関わるお金の動きが分かったところで、できれば「家計のキャッシュフロー表」を作成し、現在から将来までの家計の変化をチェックしてみましょう。
このままの家計で夢や目標がかなうのか、家計は赤字にならないかなど、さらに詳細な目標が立てやすくなります。
 
一緒に暮らしていても、相手の価値観や将来の目標、夢などは意外と分からないものです。また、それらは時間とともに変化します。夫婦で作成するライフプランは、少なくても何年かに1度、できれば毎年、時間をとって見直せると良いですね。
 
お互いの価値観をしっかり共有することで、家庭も円満になります。家計によって、家族の将来の目標をしっかり達成できるようにしていきたいですね。
 
出典:
新生銀行ニュースリリース「2018年サラリーマンのお小遣い調査結果」
 
Text:藤丸 史果(ふじまる あやか)
ファイナンシャルプランナー

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