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「山崎」「白州」などの国産ウイスキーはなぜ高いのですか?この前「白州12年」が1杯2000円もしました…

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月30日 21時10分

「山崎」「白州」などの国産ウイスキーはなぜ高いのですか?この前「白州12年」が1杯2000円もしました…

「山崎」や「白州」などの国産ウイスキーが値上がりしているのを見かけると「なぜ高くなっているのか?」「値上がりはいつまで続くのか?」と不安になる人もいるでしょう。   最近は国産ウイスキーの品薄状態が続いているようですが、価格の高騰とどう関係しているのか疑問に感じることもあるかもしれません。   本記事では「山崎」「白州」などのウイスキーが値上がりしている理由や価格相場について詳しくご紹介します。

日本のウイスキーはなぜ高いのか?

日本のウイスキーの価格が高騰している理由には、世界的な評価が高まっていることが大きく関係していると考えられます。
 
サントリーホールディングス株式会社は、2023年に「第28回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」において「山崎25年」が「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞したことを発表しており、日本のウイスキーが世界から注目されるようになってきていることが分かります。
 
また、ウイスキーをソーダで割って飲む「ハイボール」が若い世代を中心にブームになったことが、国内のウイスキー需要拡大につながりました。このことも、ウイスキーの価格高騰の原因になったといえるでしょう。
 

品薄で購入するのに抽選が必要な場合もある

国産ウイスキーの中には、生産量が少なく供給が追い付いていないものもあります。
 
ウイスキーをつくるには熟成期間が必要になるため、需要が増えたからといって増産しようとしても、出来上がるまでには数年、もしくは数十年かかる可能性があります。そのため、原酒不足が原因で生産を休止しているウイスキーもあるようです。
 
例えば、サントリーのシングルモルトウイスキー「白州12年」は2018年より一時販売を休止していましたが、2021年には数量限定で再発売されています。
 
同様に品薄状態が続いている「山崎12年」とともに、購入するのに抽選が必要な場合もあるようです。
 
今回の事例のように「白州12年」が1杯2000円もしたという話は、品薄状態であることが原因と考えられます。
 

「山崎」「白州」の価格相場はどれくらい?

品薄状態でありながら人気の国産ウイスキーである「山崎」や「白州」はいくらで購入できるのか、価格相場を確認しておきましょう。
 
例えば、某ネット通販の抽選販売では、サントリーの「響」「山崎12年」「白州12年」がすべて1万1000円(税込み)で販売されていました(2024年5月30日時点)。
 
「白州12年」は700ミリリットル入りなので、お店でシングル(30ミリリットル)を注文した場合は約500円、ダブル(60ミリリットル)の場合は約1000円相当になると考えられます。
 
今回の事例でいう「1杯2000円」は少し高めに感じますが、お店で提供するお酒は市販品より高いことを考えると、ダブルであればこの価格もうなずけるかもしれません。
 

国産ウイスキーが高いのは品薄であることが大きな理由

国産ウイスキーが値上がりしている理由には、世界的な評価が高まってきていることやハイボールのブームが起きていることなどが挙げられます。
 
また、原酒不足により品薄状態が続いていることも、値上がりの大きな理由の一つであると考えられます。「山崎」や「白州」などのウイスキーは700ミリリットル入り1万円以上の価格で販売されていることもあるため、お店で飲んだ場合はさらに割高になるでしょう。
 

出典

サントリーホールディングス株式会社 世界的な酒類コンペティション「ISC」で「山崎25年」が全部門でも最高賞「シュプリームチャンピオンスピリット」を初受賞
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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