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40代、同級生の妻に年収を超された!妻の年収「600万円」は高い方なのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月1日 4時30分

40代、同級生の妻に年収を超された!妻の年収「600万円」は高い方なのでしょうか?

女性が社会進出しやすくなり、管理職に就くケースが増えていることもあって、高い年収を稼ぐケースも考えられます。今回の事例のように、例えば40代で年収「500万円」でも、同年代の妻が年収「600万円」で、年収を超されてしまうこともあるようです。   そこで今回は、妻の年収600万円は平均と比較して高いのかについて調べてみました。また、仮に夫が年収500万円の世帯で共働きの妻はどのくらい稼ぐことが一般的なのかについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

40代で年収600万円の妻……平均と比較して高いほう?

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、40代の平均月収は以下の通りです。
 

・40~44歳:33万8800円(男:37万1800円/女:27万6800円)
・45~49歳:35万5700円(男:39万6900円/女:28万1700円)

 
上記の月収を12倍すると、40~44歳で約407万円、45~49歳で約427万円となります。仮に賞与が年2回あった場合、40代の平均年収は500万円~550万円であることが推測できるでしょう。そのため、40代で年収600万円の妻は、平均年収と比較しても高水準であることが分かります。
 

夫が年収500万円の場合、妻の平均的な年収はどのくらい?

仮に夫が年収500万円を稼いでいる場合、妻はどれくらいの収入を得ているのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
 
参議院常任委員会調査室・特別調査室の「パワーカップルなど結婚にまつわる収入の格差について」では、夫の所得が500万円台の場合の妻の所得別世帯数を以下のようにまとめています。
 

・~99万円:35万9000世帯
・100万~199万円:36万5000世帯
・200万~299万円:25万4200世帯
・300万~399万円:19万1800世帯
・400万~499万円:13万5400世帯
・500万~599万円:9万9700世帯
・600万~699万円:3万5100世帯
・700万~999万円:1万7400世帯
・1000万円~:4700世帯

 
同資料から、夫の年収が500万円台の場合、妻の年収は100万~199万円の世帯が一番多く、妻の年収が600万円台のケースは146万2300世帯中3万5100世帯のみで、約2.4%と少ないことが分かります。
 
いわゆる「パワーカップル」を夫婦ともに所得が700万円以上の世帯とすると、夫500万円、妻600万円の場合は世帯年収1000万円を超えていて、高収入の世帯だといえるでしょう。
 

40代妻の年収600万円はどの世代と比較しても高水準!

40代で年収600万円の妻の年収は、同年代の女性だけでなく男性と比較しても高く、どの世代と比較しても高水準であることが分かりました。
 
また、夫が年収500万円台の世帯では、妻の年収が600万円台というケースは146万2300世帯中3万5100世帯のみで、全世帯と比較すると珍しいほうであるといえます。
 

出典

厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 結果の概要 1 一般労働者の賃金(2)性別にみた賃金(7ページ)
参議院常任委員会調査室・特別調査室 パワーカップルなど結婚にまつわる収入の格差について 2.現在の日本におけるパワーカップル(1)パワーカップルに当たる世帯数 図表1 夫と妻の所得階級別に見た共働き世帯数 (31ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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