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【洗濯にかかる時間を減らしたい】ドラム式洗濯機は通常の洗濯機より電気代はやっぱり高いの?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月8日 2時30分

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ドラム式洗濯機の購入を検討しているものの、乾燥機能があることで電気代がかかるイメージがある人もいらっしゃるでしょう。実際はどれくらいの費用がかかるのでしょうか?   本記事では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機(通常の洗濯機)の電気代の違いを解説します。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のコストの違い

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代には、差があります。
 
パナソニックの洗濯機を例にすると、乾燥機能付きドラム式洗濯機「NA-LX129CL/R」の消費電力量は定格洗濯乾燥時の標準乾燥モードで約890Wh、省エネ乾燥モードで約620Whです。一方、乾燥機能のない縦型洗濯機「NA-FA12V3」の消費電力量は約98Whとなっています。
 
消費電力量の差を電気代に換算(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(税込)を使用)した場合、ドラム式洗濯機は標準乾燥モードで約28円、省エネ乾燥モードで約20円となります。乾燥機能のない縦型洗濯機の電気代は約3円です。
 
このように、乾燥機能のない縦型洗濯機よりも、乾燥機付きドラム式洗濯機のほうが、約6〜10倍の電気代がかかることが分かります。
 
ただし、基本的にドラム式洗濯機の価格は、縦型洗濯機よりも高額です。その差額を電気代の節約で埋めるには数年以上かかる可能性があります。また、今置いてある縦型洗濯機の廃棄料についても考慮しなければなりません。
 
具体的な総金額や差額が埋まる年数に関しては、使用頻度や電気料金プラン、地域による水道料金の違いなどで変動するので一概にはいえません。しかし、乾燥機能を頻繁に使用する場合、長期的に考えてドラム式洗濯機のほうが経済的にお得です。
 

ドラム式洗濯機の買い替えは「お金以外」も考慮する

乾燥機能付きドラム式洗濯機への買い替えは、費用面以外のメリットも考慮してみてください。例えば、洗濯物を干す手間が省けるので、家事の負担を大幅に軽減できます。
 
また、乾燥機能が付いていることで、天候に左右されず洗濯できるというメリットもあります。雨の日や花粉の多い季節でも、洗濯物を外に干す必要がありません。ほかにも、衣類が傷みにくかったり、少量の水でも洗濯ができたりというメリットもあります。
 
このようにドラム式洗濯機は、生活の質(QOL)の向上や、時間の節約(タイムパフォーマンス)につながります。
 

まとめ

今回はドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気料金を比較しました。
 
現在「乾燥機能付きの縦型洗濯機」を使用している場合、ドラム式洗濯機に買い替えるほうが電気料金を節約できます。一方、「乾燥機能なしの縦型洗濯機」からドラム式洗濯機への買い替えは電気料金が上がるでしょう。
 
ただし、ドラム式洗濯機はお金の面だけでなく、QOLの向上や時間の節約というメリットがあるので、幅広い視点で買い替えを検討してみてください。
 

出典

パナソニック株式会社 ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129CL
パナソニック株式会社 全自動洗濯機 NA-FA12V3
全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A Q カタログなどに載っている電気代はどのように算出するのですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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