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「浴室乾燥機」と「洗濯乾燥機」コスパがよいのはどっち?電気代を比較!

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月7日 1時40分

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梅雨の時期や忙しい方にとって、家事を効率化できて便利な乾燥機。人気の家電に「浴室乾燥機」と「洗濯乾燥機」がありますが「電気代はどちらがコスパがよい?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。   そこで今回は、両者の電気代を計算して比較してみました。浴室乾燥機と洗濯乾燥機を選ぶ際は、電気代以外の特徴も比較する必要がありますから、参考にしてみてください。

浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代を比較! コスパがよいのはどっち?

浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代は、洗濯物の量や利用環境などによっても差が出るため、一概にはいえませんが、以下の計算を目安にできるでしょう。
 

【浴室乾燥機】

・標準モードで3時間温風運転する場合
消費電力(1240ワット)÷1000×3時間×31円(1キロワットアワーあたりの電気代)=約115円
 
・エコモードで6時間運転(温風運転:30分/送風運転:5.5時間)する場合
「消費電力(1240ワット)÷1000×0.5時間×31円」+「消費電力(34ワット)÷1000×5.5時間×31円」=約25円

 

【洗濯乾燥機】

・ドラム式(ヒートポンプ乾燥)
標準乾燥モード(98分):消費電力量(890ワットアワー)÷1000×31円=約28円
省エネ乾燥モード(165分):消費電力量(620ワットアワー)÷1000×31円=約19円
 
・縦型(ヒーター乾燥)
洗濯~乾燥(195分):消費電力量(2030ワットアワー)÷1000×31円=約63円

 
上記から、標準モードで使用する場合は洗濯乾燥機、特にドラム式(ヒートポンプ乾燥)のコスパが最もよいことが分かります。浴室乾燥機も、エコモードで使うと電気代は大幅におさえられますが、乾燥までの時間がかかってしまうことがデメリットです。
 

電気代以外の特徴も比較して選ぼう!

電気代だけを比較すると、洗濯乾燥機のほうがコスパはよいといえますが、両者の異なる特徴も比較したうえで選ぶことが大切です。それぞれの特徴とおすすめの人をまとめると以下の通りです。
 

浴室乾燥機の特徴とおすすめの人

浴室乾燥機は、洗濯物の乾燥に時間がかかり、特にエコモードを使うと6時間またはそれ以上になる場合も考えられます。しかし温風と空気の循環で乾かすため、衣類のダメージを軽減できるのはメリットです。
 
浴室乾燥機は、洗濯物を乾かすだけでなく、入浴前の浴室を暖めて冬のヒートショックを予防することにも役立ちます。夏は涼しい風を送って、入浴時の蒸し暑さをやわらげ、熱中症の予防にもつながります。
 
また浴室を乾燥させることで、浴室の壁や床を乾かし、カビの発生を防げることもメリットです。浴室乾燥機は、時間に余裕のある人や乾燥機以外の機能も欲しい人におすすめです。
 
電気料金プランによっては夜間の料金が昼間よりも安く設定されている場合もあるため、電気代が心配な人は、電気代が安くなる夜の時間帯にエコモードで乾燥させることもできるでしょう。
 

洗濯乾燥機の特徴とおすすめの人

洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までボタンひとつで完結するため、時間と効率面でメリットがあります。洗濯物を干す手間もかからず、タイマー機能を使って寝ている間に乾燥まで終わらせることも可能です。
 
ただし、生地によっては洗濯乾燥機の使用を禁止している場合もあるため、衣類の洗濯表示を確認する必要があります。また洗濯できる容量は「10キログラム」などと表示されていても、乾燥できる容量は6キログラム程度だったりと、洗濯と乾燥では容量が異なる点に注意が必要です。
 
洗濯乾燥機は、忙しくて洗濯に時間をかけたくない人や、洗濯物を干す手間を省きたい人におすすめです。乾燥できる容量は限られているため、洗濯物をためないでこまめに行うとよいでしょう。
 

電気代だけなら洗濯乾燥機のほうがコスパよし! 両者の特徴も比較して選ぼう

今回検証した結果では、浴室乾燥機の電気代は通常モードで約115円であるのに対し、洗濯乾燥機は約19円~63円で、コスパがよいことが分かりました。浴室乾燥機もエコモードを使えば電気代は約25円におさえられますが、乾燥までに何時間もかかってしまうため、コスパがよいとは言い難いでしょう。
 
電気代だけで比較すると洗濯乾燥機はコスパがよく、洗濯物を干す手間が省けたり洗濯から乾燥までボタンひとつで完結するメリットがあります。
 
一方で浴室乾燥機は、浴室の温度を調整してヒートショックや熱中症を予防したり、浴室のカビを防止したりするなど、乾燥機以外の機能も得られることがメリットです。
 
これらの特徴を理解したうえで、家族のニーズに合わせて浴室乾燥機か洗濯乾燥機を選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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