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子どもがアルバイトを始め、毎月「1万円」のお小遣いがいらないと言われた…。それでも渡すべきでしょうか?節約にはなるんですが…

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月7日 4時0分

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高校生になった子どもがアルバイトを始めて、お小遣いはいらないと言われたとき、どのように対応すべきか迷う親も多いでしょう。   本記事では、高校生のお小遣い・アルバイト事情を紹介するとともに、アルバイトを始めたときのお小遣いの在り方を解説します。

アルバイト就業中でお小遣いをもらっている高校生の割合は55.2%

株式会社マイナビが15~18歳の高校生を対象に実施した「高校生アルバイト調査(2024年)」によると、アルバイト就業中でお小遣いをもらっている高校生の割合は55.2%とのことです。アルバイトをしている高校生の半分以上がお小遣いをもらっていることが分かります。
 
また、お小遣いの1ヶ月の平均金額は8415円でした。
 

アルバイトをしている高校生の割合は26.5%

同調査によると、アルバイトをしている高校生の割合は、26.5%でした。およそ4人に1人の高校生がアルバイトをしていることになります。
 
またアルバイトの目的を調査したところ、回答結果の上位4つは以下の通りでした。

●趣味のため:58.4%
●貯金をするため:57.1%
●自分の生活費のため:23.0%
●交際費のため:16.6%

高校生の多くは趣味に使うお金を確保するためにアルバイトをしており、それと同じくらい貯金にも意識を向けていることが分かります。
 

高校生のアルバイトの頻度別給料

ここでは、高校生がアルバイトをしたときの毎月の給料額を試算します。
 
今回時給は、厚生労働省が公表している東京都の最低賃金時間額の1113円とします。

●平日は週2日で4時間・休日は週1日で8時間の場合
1113円×12時間/週×4週=5万3424円

●週1日で8時間のみの場合
1113円×8時間/週×4週=3万5616円

土日どちらか1日8時間入るだけでも、平均的なお小遣いよりも多い給料を手にできるため、お小遣いがなくても十分やりくりができると考えられるでしょう。
 

子どもがアルバイトを始めたときのお小遣い事情

子どもがアルバイトを始めて、お小遣いはいらないと言われたとき、どのようにすべきか迷う親も多いでしょう。実際に、今回参照したアンケート結果では、アルバイトをしている高校生の半分以上はお小遣いをもらっているようです。
 
前章で試算した通り、時給1113円の場合週1回8時間のアルバイトでも、平均的なお小遣いの金額の4倍以上の給料をもらえます。
 
そのため、アルバイトを始めた子どもに引き続きお小遣いをあげるか否かはそれぞれの家庭によりますが、お小遣いをあげなくても十分やりくりはできると考えられるでしょう。
 

子どもがアルバイトを始めたら金額を減らし、別で貯金する方法もあり

子ども自身もお小遣いはいらないと話しているのであれば、無理にあげる必要はないといえます。高校生になった子どもがアルバイトを始めたら、お小遣いを今までの半分に金額を減らしたり、お小遣い制度自体をやめて別の形で貯金しておいたりするのもよいでしょう。
 
いざというときに使えるよう、専用の口座を作っておくのもおすすめです。子ども用の口座に貯金し、将来の教育費やライフスタイルの節目に使うお金として貯めておくのもよいかもしれません。
 
アルバイトを始めてお小遣いがいらないというのは、子どもの成長が見られて大変喜ばしいことです。子どもの自立を支援するとともに家計を節約するためにも、お小遣いの形を変えるのもひとつの手段といえます。
 

出典

株式会社マイナビ 「高校生のアルバイト調査(2024年)」を発表
厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 令和5年度地域別最低賃金改定状況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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