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社会人3年目です。貯金を全くしていないのですが、同期は給与のほとんどを貯金に回しているようで焦ります。「手取り22万円」の場合はいくら貯金に回すのがいいですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月9日 22時20分

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社会人3年目に突入し、これからの将来を見据えた貯金計画を立てたいと考える人も多いのではないでしょうか。手取り22万円の中で、どれくらいの金額を貯金に回すべきか悩んでいる方にとって、具体的な目安があると安心です。   そこで、手取り22万円の中で、どれくらいの金額を貯金に回せるのか、社会人3年目の貯金額はいくらなのかを解説します。

理想の貯蓄額は手取りの20~30%

年齢や性別、ライフスタイルによって異なるものの、一般的に理想的とされる貯金額は月収の20~30%とされています。手取り22万円の場合、一般的な貯金の目安である月収の20~30%を貯金に回すとすると、次のようになります。


20%の場合: 22万円×0.20 = 4万4000円
30%の場合: 22万円×0.30 = 6万6000円

つまり、理想的な貯金額は毎月4万4000~6万6000円となります。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個々のライフスタイルや生活費により変動します。自分の生活費を見直し、無理のない範囲で貯金を始めてみてください。
 

家計の現状を把握しよう

焦って無理な貯蓄計画を立てると、途中で挫折しやすくなります。重要なのは、自分の状況に適した現実的な目標を設定することです。まずは現状を把握することから始めましょう。
 
自分のライフプランを具体的にイメージするためには、ワークシート型ツールを使うのがおすすめです。インターネット上ではさまざまな企業や団体が無料でテンプレートを提供しているので、活用してみるとよいでしょう。
 
現在の収入と支出を表に書き出すことで、貯蓄の余力が見えてきます。また、年間収入から年間支出を引いてみることで、家計が黒字か赤字かを確認することができます。
 
貯蓄目標を設定し具体的な数字を出せば、貯蓄のモチベーションを維持しやすくなります。
 

無理なく貯蓄をするコツ

貯金を始めるためのコツを5点ご紹介します。これらのコツを活用して、無理なく続けられる貯金計画を立ててみてください。
 

・予算を立てる

まずは自分の収入と支出を把握し、毎月の予算を立てましょう。生活費や娯楽費など、必要な支出をリストアップし、それに基づいて貯金額を決めます。
 

・自動振替を利用する

銀行口座に自動振替サービスがあれば、給料日に自動的に一定額を貯金口座に移すよう設定すると良いでしょう。これにより、「貯金をする」という行為を忘れることなく、また無意識のうちに使ってしまうことも防げます。
 

・小額でも積み立てる

貯金は少額からでも始めることができます。コーヒーを自宅で飲む、ランチを自炊するなど、小さな節約も積み重ねれば大きな貯金につながります。
 
余裕資金を投資に回す: 貯金だけでなく、余裕資金を投資に回すことも考えてみてください。ただし、投資はリスクも伴うため、自分のリスク許容度を理解した上で行うようにしましょう。
 

・無駄遣いを抑える

必要ないものにお金を使わないように心掛けましょう。買い物をする前に「本当に必要か?」と自問自答することで、無駄遣いを抑えることができます。
 

注意すべきお金の使い方:貯蓄が増えない原因

 

・クレジットカードのリボ払い

クレジットカードのリボルビング払いは、毎月の支払額を一定にする方法です。しかし、使い過ぎても気づきにくく支払い回数に応じて手数料が増えるため、貯蓄ができない原因になります。「今月はたくさん買いたいからリボ払いで」などと、安易に利用するのは避けましょう。
 

・キャッシングの安易な利用

クレジットカードの「ショッピング枠」以外に「キャッシング枠」があり、現金を借りられる場合があります。銀行やコンビニのATMで手軽に利用でき急な出費には便利ですが、金利が年15~18%と高いため、利用には十分な注意が必要です。
 

・収支の振り返りをしない

使ったお金を振り返らないと「いつの間にか現金がなくなっている」「口座の残高が減っている」といった状況に陥りがちです。無計画な支出が増える原因となるため、家計簿アプリなどを利用して、まずは「自分が何にお金を使っているか」を確認する習慣をつけましょう。
 

貯金額は月収の20~30%/貯蓄の額を同期と比較は避けた方が良い

貯金額は月収の20~30%が理想ですが、自分自身のペースで進め、自分自身の目標に向かって努力することが大切です。また、貯金や投資は自分自身のライフスタイルや将来の目標に合わせて計画するべきです。
 
他人の状況と比較するのではなく、自分自身の状況と目標に焦点を当ててください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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