1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

少額ですが好きなブランドの株を買いました。だけど「株主優待」が届きません。なぜなのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月10日 3時10分

写真

企業の株式を保有するのにメリットの一つである株主優待は、割引やアイテムの送付を受けられるため注目されています。特に自分が普段から利用している製品の株主優待が届くと、うれしさもひとしおでしょう。   しかし、タイミングによってはその年の株主優待を受けられない可能性もあるため、注意が必要です。そこで本記事では、株主優待を受けられない、または通知が届かない原因を紹介します。

株主優待への通知が届かない原因

まずは、株主優待の通知が届かない4つの原因を紹介します。
 

株主優待の対象株数に達していない

株主優待の通知が届かない理由には、まず株主優待の対象株数に達していない可能性が考えられます。株主優待を設けている企業は、100株以上500株以上といった条件を定めています。そのため、少額の場合には株主優待の条件に達していない可能性がありますので、公式ホームページで確認しましょう。
 

権利確定日までに株を購入していない

株主優待を受けるには、権利確定日までに株を保有しておく必要があります。権利確定日とは、各株主が銘柄を保有して株主としての権利を得られる日を指します。権利確定日の1日前を「権利落ち日」、営業日前を「権利付最終日」と呼びますが、株主優待を受けるには権利付最終日までに条件を満たす株数の株式を購入しなければなりません。
 
そのため、権利確定日の2営業日前までに株を購入しておく必要があります。
 

株主優待制度が廃止されている

株主優待制度は現在設けている企業でも、将来的に廃止する可能性があります。株主優待制度は義務付けられているわけではなく、各企業が独自に行っているため、企業の状態によっては廃止されている可能性もあります。株を保有している場合は、定期的に企業の公式ホームページを確認することをおすすめします。
 

登録した住所が誤っている

そもそも登録した住所情報が誤っていて、通知が届いていない可能性もあります。また株式を取得した後に引っ越しをして、住所の変更がなされていなかったり転送手続きが完了していなかったりする場合でも、通知が届かずに「株主優待を受けられていない」と気がつくことがあります。
 

確実に株主優待を受け取るポイント

次に、確実に株主優待を受け取るための2つのポイントを紹介します。株主優待を当期中に受けるには、早めに条件を満たすように株を取得することをおすすめします。
 

早めの株式取得を心掛ける

好みの製品を扱っている企業の株式を購入する場合には、早めの取得を心掛けましょう。権利最終日の2営業日前までに購入すれば問題ありませんが、ゆとりを持って購入するとより確実性が高まります。また現在少額で投資しており、株主優待を受ける条件に満たない場合は早めに必要な株数を購入しましょう。
 
ただし、株式投資はリスクが伴うため慎重な選択が必要です。
 

株主優待の条件を確認する

株をすでに取得している方は、毎年株主優待の条件を確認しましょう。公式ホームページの「株主の方へ」といったページで、詳細を確認できます。株主優待の内容が昨年と変わっていたり、廃止のお知らせなどが掲載されていたりします。
 
そのため、株価だけでなく公式サイトの更新もチェックしておきましょう。
 

株主優待は条件をチェックしよう

株主優待は割引サービスやカタログギフト、オリジナルアイテムなどのさまざまな特典を受け取れるため、株主優待を目当てに投資をはじめる人も見られます。しかし、条件を満たさなければ株主優待を受けられないため、株の購入時は条件を確認して購入し、生活を彩りましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください