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1人暮らしを検討している女子大生です。気になっている物件があるのですが、防犯面に不安があります。チェックすべきポイントを教えて!

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月10日 11時50分

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1人暮らしをする上で、1番気を付けておきたい点は防犯ですが、家賃を安く済ませるために、防犯設備が整っていない格安アパートやシェアハウスなどに住む人もいます。女性は特に犯罪に巻き込まれやすい傾向があるので、よく注意して検討する必要があるでしょう。   今回は、女性が1人暮らしの物件を探す際に防犯面で気にするべきポイントや、生活習慣上での防犯対策を紹介します。

一人暮らしで防犯面を気にする人の割合

空き巣や強盗などの防犯面を気にする割合を男女別に表1にまとめました。
 
表1

男性 女性
18~29歳 9.8% 23.0%
30~39歳 6.8% 22.8%
40~49歳 7.5% 19.8%
50歳以上 7.5% 19.5%

※全国宅地建物取引業協会連合会「一人暮らしに関する意識調査」を基に筆者作成
 
このように、女性の方が圧倒的に防犯面を心配している方が多いことが分かります。
 

物件探しをする上でチェックするべき防犯設備

防犯面を意識した物件探しをするのであれば、以下のような防犯設備が整っているのか内覧の際にチェックしておきましょう。
 

・オートロック、防犯カメラ

不審者は侵入が困難な建物を選ばない傾向にあります。そのため、強化されているセキュリティーを外から見えるオートロックや防犯カメラの有無は非常に重要です。
 

・二重施錠

鍵を2つ付けると施錠に時間を要するため、ダブルロックの家は狙われにくい傾向にあります。
 

・モニター付きインターホン

ドアスコープよりも広い範囲で正確に外の様子や人の顔を確認できるため、安全性や防犯性が非常に高いといわれています。近年では、非常時に通報などができるセキュリティー機能を搭載しているものも充実しています。
 

・夜間照明

不審者は明るい場所を好まない傾向にあります。そのため、駐車場や玄関などに夜間照明があることも確認しておきましょう。
 

・ドアチェーン

ドアチェーンがあれば、扉を完全に開ける前に訪問者を確認できます。ドアを開けた瞬間を狙った不審者もいるため、ドアチェーンの有無も重要であり、在宅時に大きな味方となってくれます。
 

・2階以上ある

1階は侵入がしやすく不審者に狙われやすい傾向にあるため、できるだけ2階以上の物件を選ぶようにしましょう。1階の部屋は道路からベランダが近いので、干してある洗濯物などを狙った不審者が目を付ける可能性も高いです。
 
またこれらの充実した防犯設備だけでなく、その建物周辺の治安や環境を自分の目で確かめるとさらに有効な防犯対策となるでしょう。
 

防犯対策をしつつ家賃を抑えたい場合

防犯設備が充実した物件は、比較的家賃が高い傾向にあります。少しでも家賃を抑えるために防犯設備が充実していない物件を選ぶ場合は、個人の判断で取り付けられる補助錠や人感センサーライトを設置するといいでしょう。
 
補助錠の取り付け費用は、業者に頼むと1万2000円〜3万円程度、人感センサーライトの取り付け費用は、業者に頼むと5000円〜3万円程度とされています。
 

なるべく防犯設備を重視しましょう

女性が1人暮らしをする場合、契約する前に防犯設備が充実しているか、しっかり確認しましょう。少し家賃が高くなる傾向にはありますが、身を守るためには重要なポイントです。やむを得ない事情でどうしても家賃を抑えたいのであれば、防犯のためのさまざまな工夫をして、自分の身を守れるよう対策を取りましょう。
 

出典

全国宅地建物取引業協会連合会 一人暮らしに関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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