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子育てが落ち着いた妻は「働くなら事務職!」と言っています。収入面や育児との両立はどうなのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月11日 3時40分

子育てが落ち着いた妻は「働くなら事務職!」と言っています。収入面や育児との両立はどうなのでしょうか?

子育てが落ち着くと、妻が再就職をしたいと考える家庭もあるでしょう。   さまざまな選択肢の中から事務職を希望する場合、年収や条件が気になります。   ブランクを経ての再就職となるため、条件に合う勤務先が見つかるか不安に感じる方もいるでしょう。   そこで今回は、事務職の平均年収や労働条件などについて調べてみました。   女性の再就職をサポートする国の支援制度もご紹介しますので、参考にしてみてください。

女性に人気の事務職! 労働条件や平均年収は?

仕事探しで「事務職」を希望する女性は多いようです。
 
子育てが落ち着いて働くことにした女性の中にも、事務職に就きたいと考えている方がいるでしょう。
 
ここでは、事務職の労働条件や平均年収をご紹介します。
 

働く女性の中での事務職の割合や労働条件の特徴

厚生労働省の「令和4年版働く女性の実情」を基に、職業別の女性雇用者数を割合の多い順にまとめると以下の通りです。

・事務従事者:29.7%(822万人)
 
・専門的・技術的職業従事者:20.5%(567万人)
 
・サービス職業従事者:18.1%(501万人)
 
・販売従事者:12.4%(344万人)

働く女性の中での事務職の割合は29.7%で最も多く、人気の高い職種であることが分かります。
 
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、一般事務職に就くためには、基本的には特に学歴や資格は必要ありません。
 
事業を営むところには必ず事務仕事が発生するため、勤め先は多岐にわたります。
 
就業者は女性が多く、契約社員・派遣社員・パートの占める割合も高いことが特徴です。
 
勤務先にもよりますが、一般的には残業が少なく土日祝日は休みになることが多い職種で、子育て中の女性でも比較的働きやすいといえるでしょう。
 

事務職の平均年収

同じく「job tag」によると、一般事務の平均年収は490万円で、年齢別の平均年収をまとめると以下の通りです。

・25~29歳:406万4300円
 
・30~34歳:457万4300円
 
・35~39歳:504万3100円
 
・40~44歳:523万700円
 
・45~49歳:528万7200円
 
・50~54歳:559万200円
 
・55~59歳:585万8600円

ハローワーク求人統計データでは、令和4年度の求人賃金(月額)は20万5000円です。
 
上記はあくまでも平均で、企業や仕事内容によっては年収に幅が出ることが考えられます。
 
自身が望む条件と年収のバランスを考えて、求人に応募するとよいでしょう。
 

家事や育児との両立をサポートする支援制度

子育てが落ち着いたとはいえ、家事や育児と仕事を両立することは簡単ではありません。
 
理想の職場を探すために、女性の再就職をサポートする国の支援制度を活用できるでしょう。
 
内閣府男女共同参画局の「女性応援ポータルサイト」によると、家事や子育てと両立可能な仕事を探している女性が活用できる支援には以下のようなものがあります。
 
・マザーズハローワーク事業
 
職業相談や職業紹介などを実施する専門相談拠点で、キッズコーナーを設置するなど子ども連れでも安心して利用できる国の施設です。
 
仕事と子育てが両立しやすい求人の開拓なども行っていて「勤務時間が保育園の送迎に対応できる」「子どもの急病や学校行事で柔軟に休みが取れる」など、希望する条件に合った仕事を紹介してもらえる可能性があります。
 
・仕事と育児カムバック支援サイト
 
一定期間仕事から離れていた女性が復職するにあたり、さまざまな不安を解消するために情報提供をしているサイトです。
 
住んでいる地域の保育所を検索したり、メールで相談したりできるほか、再就職セミナーやイベントなどの情報も提供しています。
 
・求職者支援制度
 
世帯収入が月30万円以下であるなどの条件を満たしていれば、月10万円の生活支援給付金を受給しながら、再就職やスキルアップにつながる無料の職業訓練を受けられる制度です。
 
育児などと両立しやすい短時間訓練コースや、訓練受講の際の託児サービスも実施しています。
 

一般事務の平均年収は490万円! 理想の職場探しで国の支援制度を活用するのもあり

一般事務職の平均年収は490万円で、ハローワーク求人統計データでは、令和4年度の求人賃金(月額)平均は20万5000円です。
 
働く女性の中での事務職の割合は29.7%で最も多く、人気の高さがうかがえます。
 
事務職は女性の割合が多い職種ですが、子育てをしながら仕事をするには、さまざまな条件への理解を必要とします。
 
家事や子育てとの両立をサポートする国の支援制度を活用して、理想の就職先を探してみるのもよいでしょう。
 

出典

厚生労働省 令和4年版 働く女性の実情 働く女性の状況 I 令和4年の働く女性の状況 第2節 労働力人口、就業者、雇用者の状況 3 雇用者 (4)職業別雇用者数(16ページ)
厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag 一般事務
内閣府 男女共同参画局 女性応援ポータルサイト 家事や子育てと両立可能な就業・再就職支援
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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