都内在住で自転車必須です。“電動自転車の購入”と“自転車シェアリングの利用”とではどちらが節約になりますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月13日 11時20分
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都内在住の方の移動手段として、自転車を利用する方も多いのではないでしょうか。経済産業省によると、電動自転車の販売台数は年々増加傾向にあります。 しかし、電動自転車は購入するとなると費用がかさむうえに、近年自転車シェアリングの普及率も増えており、使う頻度によっては自転車シェアリングのほうが節約になるかもと考える方もいるでしょう。 そこで今回は、都内を自転車で移動する場合、電動自転車の購入と自転車シェアリングの利用どちらが節約になるのかについてご紹介します。
電動自転車の平均購入費用
電動自転車の購入価格の相場は、本格的なスポーツタイプを除き、一般的なシティーサイクルに電動アシストが付いた自転車で6万円〜10万円となっています。
電動自転車を快適に乗るためには、定期的な充電が必要です。充電1回にかかるコストは10~20円ほどのようなので、3日に1回充電したとして1ヶ月で100~200円ほどでしょう。
そのため、初期費用として6万円~10万円必要ですが、その後は1ヶ月100円前後のコストで済みます。
ほかに、東京都内を電動自転車で移動すると行き先で駐輪場に止める必要があれば、さらに別途料金がかかる場合もあります。
自転車シェアリングの利用でかかる費用とは
自転車シェアリングで借りられる種類は、電動自転車が一般的です。自転車シェアリングの利用でかかる費用は利用時間によって異なります。東京都で利用する場合の料金を表1にまとめました。
表1
利用時間 | 料金 |
---|---|
利用開始30分まで | 130円〜 |
(延長)15分ごと | 100円〜 |
12時間まで | 1800円〜 |
※筆者作成
自転車シェアリングの場合、多くは主要な駅やコンビニなどに提携ステーションがあるケースが多く返却すれば駐輪代は必要ありません。駅までのちょっとした移動程度で30分以内に返却できるなら、料金は130円となるため、低コストでお得といえるでしょう。
ただし、東京都内でも主要都市部でなければ借りたり返却したりする提携ステーションの数は少なくなるため、返却に困るケースもあることを想定しておく必要があります。近くに提携ステーションがなければ、借りた場所に戻る必要があることや遠くの返却場所まで時間をかけて移動する必要があり、その分料金も上がります。
電動自転車と自転車シェアリングの必要コストを比較
電動自転車と自転車シェアリングの必要コストを比較してみましょう。
電動自転車の場合、最初の購入費用は6万円~10万円と高いですが、その後は1ヶ月100円程度の充電代で済みます。そのため、購入費用を除けば1年間に必要なコストは約1200円です。
一方、自転車シェアリングの場合(表1の価格)、1日30分利用すると片道130円、1日往復で260円ほどかかります。通勤や通学に利用する場合、1ヶ月約20日の利用で5200円、1年では6万2400円が必要です。
そのため、平日1時間の利用で自転車シェアリングを利用すると、1年間で電動自転車を購入する金額と差がなくなるため、頻繁に自転車に乗るなら電動自転車を購入するほうが節約になるといえるでしょう。
ただし、たまにしか自転車に乗る機会がないなら、自転車シェアリングのほうが節約になる場合もあります。電動自転車の購入を検討するなら、自分がどれくらいの頻度で自転車に乗るのかしっかり考えましょう。
自転車に頻繁に乗るなら電動自転車の購入したほうが節約になる可能性が高い
今回の結果から、電動自転車の購入と自転車シェアリングでは、頻繁に乗る機会があるなら電動自転車を購入するほうが節約になることが分かりました。ただし、使用するシェアリングサービスや利用地域や区間などによっても料金は異なるため、ご自分の地域の平均費用を確認しましょう。
電動自転車は初期費用が高いため購入する際迷ってしまうかもしれませんが、長い目でみれば自転車シェアリングより節約になります。
たまにしか自転車に乗らないなら自転車シェアリングのほうが節約になる場合もあります。自分がどれくらいの頻度で自転車に乗る必要があるのか、じっくり考えてから検討しましょう。
出典
経済産業省 電動アシスト車が牽引、堅調な自転車産業
国土交通省 シェアサイクルに関する現状と課題 1.シェアサイクルの導入状況(6ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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