PTAランチ会の会計を「ブラックカード」でしていたママ友…！いくら年収があれば持てるのでしょうか？

クレジットカードの中でも最高ランクを誇る「ブラックカード」。PTAのランチ会でママ友がブラックカードで会計するのを見たら「いったいどれくらいの年収を稼いでいるのだろう」と驚くことでしょう。   そこで今回は、ブラックカードの概要や年会費、取得するための条件・審査基準などについて調べてみました。クレジットカードのランクを上げて、ハイクラスな特典や高所得者のステータスを得てみたいと考えている方は参考にしてみてください。

クレジットカードの最高ランク！ ブラックカードとは？

クレジットカードには、ゴールド・プラチナなどランク付けがされていますが、その中でも最上位に位置するものがブラックカードです。ブラックカードといっても、さまざまなクレジットカード会社が異なる条件やサービスを提供しています。
 
クレジットカード会社によって具体的な内容は異なりますが、主なサービスには以下のようなものがあります。
 
・専用コンシェルジュ
会員専用のコンシェルジュがついて、電話やチャットにより24時間対応でいつでもサービスを受けられます。旅行の手配・レストランやゴルフ場の予約・演劇やコンサートチケットの手配など、相談や依頼のできる内容はさまざまです。
 
・ダイニング特典・優待
VIP待遇で美食体験ができる特典・優待が受けられるカードもあります。話題のダイニングや会員制レストランで高級グルメを楽しんだり、リムジンでの送迎サービスを利用できたりするなど、特典・サービス内容は多岐にわたります。
 
上記以外にも、海外旅行や海外出張時の優待サービス・充実した海外および国内旅行傷害保険・限定イベントへの招待など、クレジットカード会社ごとにさまざまな優待サービスを用意しています。
 

ブラックカードの年会費はどれくらい？

ブラックカードは各クレジットカード会社の最高ランクで、年会費もそのほかのカードと比較して高く設定されています。とはいっても、年会費の額はクレジットカード会社によって差があります。
 
例えば、大手3社の年会費を比較してみると以下の通りです。
 

【A社】
・入会金：110万円
・年会費：66万円
 
【B社】
・年会費（本会員）：5万5000円
・年会費（家族会員）：8名まで無料
 
【C社】
・年会費（本会員）：14万3000円
・年会費（家族会員）：無料

 
上記3社を比較しただけでも、年会費には5万5000円～66万円まで大きな差があることが分かります。A社に関しては、ブラックカードを取得するために初年度は176万円かかります。
 

ブラックカードを取得するための条件や審査基準は？

ブラックカードを取得するには、年収などある程度の条件を満たす必要があると考える方もいるでしょう。しかし、基本的にブラックカードはクレジットカード会社からの招待がないと申し込めません。
 
ブラックカードを取得するための審査基準や入会の目安については記載されていないことが多く、中には「非公開」としている会社もあります。
 
考えられる条件としては、欲しいブラックカードのクレジットカード会社で、ゴールドカードやプラチナカードを持ち、利用実績を積んでいく必要があるといえるでしょう。カードの利用履歴や年間利用額が審査され、富裕層とみなされた場合に招待が届くと考えられます。
 

ブラックカード取得の審査基準は不明……富裕層であることに間違いはなし

ブラックカードはクレジットカードの最高ランクで、クレジットカード会社からの招待を受けてから申し込めるケースがほとんどです。取得するための条件や審査基準は公開されていないため、年収がいくらあれば持てるのかなどは分かりません。
 
しかしゴールドカードやプラチナカードで利用実績を積んでいかなければ招待は受けられないと考えられます。年会費については、今回ご紹介した3社に限っても、5万5000円～66万円と大きな差があることが分かります。
 
PTAのランチ会でブラックカードを使って会計するママ友の年収については分かりかねますが、招待制の最高ランクカードを取得していることから、富裕層であることに間違いないといえるでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー