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普段料理しない夫が”男飯”として高級食材で「牛丼」を作ってくれます。結局チェーン店で買ってくるよりも高くなってますか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月15日 2時30分

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毎日できるだけ安い食材を使ったり外食を控えたりして節約している人にとって、普段あまり料理をしない人が食材費を気にせず料理をすると、いくらかかるのか気になることもあるでしょう。例えば「夫が週末になると豪快に"男飯"を作るが、使用する食材がぜいたくすぎるのでは……」と悩む方もいるかもしれません。   そこで本記事では、スーパーで節約を意識せずに購入した食材をぜいたくに使用して牛丼を作った場合にかかる費用と、チェーン店で食べられる牛丼との価格差を計算しました。ぜいたくな食材で牛丼を自炊した場合と、チェーン店で牛丼を食べた場合はどのくらい違うのか、気になる方は参考にしてください。

牛丼を作るために必要な材料とは?

あるチェーン店では、牛丼を作るために、牛肉・玉ねぎ・白米・たれ・しょうがを使用しています。赤身と脂身のバランスがいい牛肉や、バイヤーが吟味した甘みのある玉ねぎ・タレが染み込みやすい米など、牛丼に最も合う原材料を厳選しているお店もあるでしょう。
 
たれに関しては、そのチェーン店特製の「秘伝のたれ」である場合が多いため、自宅でまったく同じ味に仕上げることは難しいかもしれません。そのため、今回は市販されている「牛丼の素(もと)」を使って味付けすることにして、必要な材料費を計算していきましょう。
 

スーパーで購入した食材を使用して牛丼を作る場合の材料費はいくら?

まず、それぞれの材料をどのくらいずつ使うのかを確認していきましょう。チェーン店の牛丼並盛りと同じくらいの分量で材料を使用し、牛丼を作ると仮定した場合、以下の分量が必要になると考えられます。

・ご飯:264グラム
 
・具:90グラム

牛肉と玉ねぎを合わせて90グラムということなので、牛肉を60グラム・玉ねぎを30グラムほど使うと仮定して計算していきましょう。

・米(5キログラム:2300円)
 
・牛肉(100グラム:870円)
 
※総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2023年」を基に表記しています
 
・玉ねぎ(1個:180円)
 
・牛丼の素(もと)(200ミリリットル:200円)

上記の材料を使用したと仮定して、一人分の牛丼を作るために必要な分量で計算していきます。
 
米は精米からご飯になるときに「精米×2.2~2.3」で計算するため、264グラム分のご飯を作るためには120グラムの精米が必要です。5キログラムで2300円の米を購入した場合、120グラム分だと55円となります。
 
牛肉は60グラム分だと522円、玉ねぎは1個200グラムとして30グラム分だと27円です。牛丼の素(もと)の費用もプラスすると、並盛りサイズの牛丼を作るためにかかる材料費は約600円程度ということになるでしょう。
 

チェーン店の牛丼と比較した場合の差は?

チェーン店の牛丼並盛りを400~468円(税込み)として考えた場合、スーパーで購入したぜいたくな食材を使用して作った牛丼の方が約200円高いことになります。家族4人分だとすると、チェーン店の牛丼が1600円、自分で作った牛丼が2400円になるため、800円ほど差がつきます。
 
節約のことだけを考えるのであれば、チェーン店で牛丼を買った方がいいかもしれません。
 

チェーン店の牛丼より材料費が高くなる可能性もある

自分で牛丼を作るには、牛肉や玉ねぎ・白米・タレなどの材料が必要になります。そのすべてを「節約」を特に意識せずスーパーなどで購入した場合、チェーン店の牛丼よりも割高になる可能性もあるでしょう。
 
今回の事例のように「夫が週末に作る”男飯”の材料費が気になる」という場合、「料理自体を楽しみたい」という気持ちもあるかもしれないので、やめるように言うことは難しいでしょう。「たまのことなので」と材料費が高くなっても諦めるか、もう少し安い食材を選ぶよう伝えるか、対処法を考えてみることをおすすめします。
 

出典

総務省統計局 小売物価統計調査(動向編)2023年 表番号1-04
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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